トイレの水位が低くてコポコポ音もする…原因と対策をご紹介
トイレの水位が低く、コポコポと音がする時は、音の原因をしっかり突き止める必要があります。
水位が低い場合、一時的な現象で終わるケースもあるものの、水漏れが起こっている可能性も否定できません。
いずれにしても、おかしいと感じた時は早めに対処し、場合によっては業者に相談してみましょう。
トイレの水位が低い・コポコポ音がする原因
トイレの水位が低く、コポコポと音がする場合、自然現象による影響が考えられます。
一方、トイレでトラブルが起きている可能性もあるため、まずは原因を特定してみましょう。
雨など天候による影響
もし台風などで大雨が降っている場合、天候によって水位が下がり、音がしていると考えられます。
雨が降ると気圧が低下しますので、それに伴って水位の低下が起こり、コポコポと音がすることがあります。
大雨など天候による影響は、一時的な現象で終わります。
ただし、トイレが逆流する危険がありますので、対策を取ることが重要です。
トイレの詰まり
自然現象以外で特に多い原因がトイレの詰まりです。
便器か排水管のどこかに異物が詰まり、水の流れを阻害している可能性があります。
もしトイレが詰まっている場合、レバーを操作した時に水の流れが遅くなります。
音や水位以外の異常も見られる時は、便器や排水管の詰まりを疑ってみましょう。
なお、詰まりは自分でも解消できますが、不安がある方は業者へ任せるのがおすすめです。
水漏れが起きている
トイレがスムーズに排水される場合、見えない場所で水漏れが起きていると考えられます。
便器やタンクに破損や異常が見られないとしても、小さな亀裂から水が少しずつ漏れ出しているかもしれません。
また、排水管に亀裂が入り、水漏れが起こっている可能性もあります。
内部や床下は見落としやすいため、業者に調査や点検を依頼してみましょう。
業者に調査・点検を依頼した場合、費用が発生することがあります。
高額請求を避けるためにも、先に費用の見積もりを出してもらいましょう。
トイレの水位が低い・コポコポ音がする時の対処法
トイレの水位低下やコポコポ音は、自然現象であれば、しばらくすると解消されますが、必ずしもそうなるとは限りません。
トイレの水位が低くなったり、音がする時は、以下の方法を試してみましょう。
洗面器で水を追加する
トイレの水位が低下すると封水切れが起こり、排水管から悪臭が立ち上ってくる場合があります。
そうしたトラブルを防ぐためにも、便器に洗面器やバケツで水を追加しておきましょう。
トイレに水を追加すれば、水位の低下は防止できます。
ただ、コポコポ音は解消できませんので、しばらく様子を見るか、業者に相談しましょう。
ラバーカップを試す
トイレの流れが悪く、コポコポ音がする場合、ラバーカップで詰まりを解消してみましょう。
ラバーカップはホームセンターや100円ショップで購入可能で、異物を水圧で押し流せます。
トイレが詰まり気味の時は試してみましょう。
トイレの詰まりを解消する方法は、他にも液体パイプクリーナーやワイヤーブラシなどがあります。
軽度の詰まりであれば、これらでも解消できますので、一度試してみるとよいでしょう。
大雨の時は水のうを
台風などで大雨が降っている時は、便器内に水のうを置くことも大切です。
水位低下は一時的な現象ですが、突然トイレが逆流するおそれがあります。
大きめのビニール袋を2重にしたら、中に水を入れて口を縛り、便器の中に設置しておきましょう。
止水栓を閉じてみる
原因が特定できない時は、止水栓を閉じてみましょう。
もし水漏れが起きている場合、止水栓を閉じることが重要です。
止水栓を閉じれば、時間とともに水位が低下し、コポコポ音がなくなります。
このような症状が出たら、水漏れが起きていると考えて差し支えありません。
なお、止水栓を閉じたままではトイレが使えないため、原因を特定したら元に戻しておきましょう。
自分で解決できない時は業者に頼るのがおすすめ
自分では水位低下やコポコポ音の原因を特定できない、解決できない時は、プロへの相談をおすすめします。
業者にトイレの状態をチェックしてもらい、原因に応じた対処をお願いしましょう。
しかし、業者へ依頼した場合は費用がかかります。
可能なら複数の業者に相談し、見積もりを取ってから依頼する業者を選びましょう。