流すと跳ねる!トイレの水が飛散る時の原因・対策をご紹介
トイレの水を流した時の跳ね返りでお悩みの方も多いのではないでしょうか。
水を流すと跳ねる原因は主に水圧と水量で、勢いがありすぎることが影響しています。
もし気になるのであれば、しっかりと対策するか、流す時にほんの少し工夫をするとよいでしょう。
トイレの水は汚い?
トイレの水は汚い、と考えている方は多いと思います。
確かに不安かもしれませんが、給水管を通る水は、基本的に通常の水道水と何ら違いがありません。
そのため、万が一給水管で水漏れが起こったとしても、それ自体がトイレの衛生環境を悪化させる心配はないのです。
トイレの水そのものは安全なため、過度に心配する必要はありません。
しかし、水はねを放置するとトイレに悪臭が充満し、衛生面に影響するおそれがあります。
臭う原因は跳ね返りの水
トイレが臭う原因は、主に流すと跳ねる水です。
便器内に溜まっている水は、尿などが含まれています。
この水が床や壁に飛び散ると、臭いを放つ原因となるのです。
飛び跳ねた水は目に見えないものの、徐々に床や壁に蓄積していきます。
始めのうちは気にならないかもしれませんが、やがて悪臭を放ち始め、雑菌の繁殖を招くおそれもあります。
トイレを流した時に跳ねる水は、衛生環境の悪化を招く原因の一つです。
可能な限り減らすことが望ましいでしょう。
不安がある時はこまめな掃除を
水が跳ね返る度に掃除をするのは大変ですし、非常に手間がかかります。
ただ、放置すると臭いが染み付いてしまうため、こまめな掃除を心がけましょう。
トイレの壁や床は、水を溶かしたクエン酸をスプレーし、拭き取るだけでも十分です。
面倒ならトイレ用の除菌シートで拭き取るだけでもよいでしょう。
いずれにせよ、長期間そのままにすると悪臭が染み付くおそれがあります。
トイレの衛生を保つためにも、定期的な掃除をおすすめします。
トイレの水を流すと跳ねる原因
トイレの水を流すと跳ねる原因は主に2つです。
便器そのものに影響はなく、水の勢いなどが関わっています。
トイレの水圧が高まっている
まず考えられるのは、トイレの水圧が高まることによる跳ね返りです。
トイレの水圧が高まっていると、その分水の勢いも強くなってしまいます。
そして流した際に水が跳ね返り、床や壁を汚してしまうのです。
掃除の手間が増えるだけですので、水圧を下げる必要があります。
しかし、トイレの水圧を下げると水の勢いが弱くなります。
今度はトイレが流れないトラブルが起こるので、下げすぎにも注意が必要です。
トイレの止水栓が開きすぎている
トイレの止水栓が開きすぎている可能性もあります。
止水栓は水圧にも影響していますが、開きすぎると水量が増え、水の勢いを強めてしまう場合があるのです。
もし止水栓を開閉したことがある方は、開きすぎていないかチェックしてみましょう。
トイレの水を流すと跳ねる時の対策
トイレを流した時の水跳ねは、完全に防ぐことができません。
ただ、頻度を減らすことは可能ですので、気になる方は対策してみましょう。
水跳ねの頻度が減るだけでも、トイレを掃除する労力や負担の軽減に繋がります。
止水栓を調整する
トイレの水が跳ねる場合、止水栓を調整してみるとよいでしょう。
止水栓は、壁や床などの給水管のすぐ近くに取り付けられています。
マイナスネジの形状をしているため、マイナスドライバーを使って調整が可能です。
なお、開閉は一般的なネジと同様で、時計回りに回すと閉じられます。
トイレの機種によっては、便器のカバーの裏側に止水栓が取り付けられている場合もあります。
もし給水管付近に見つからない場合、カバーの裏側を探してみましょう。
トイレットペーパーを浮かべる
トイレを流す時、トイレットペーパーを浮かべるのも効果的です。
トイレットペーパーがカバーの役割を果たすため、水跳ねを抑えることができます。
方法は非常に単純で、トイレを流す前にトイレットペーパーを適量浮かべるのみです。
完全に防止はできませんが、飛び跳ねる水の量は少なくなります。
フタを閉めてから流す
トイレのフタを閉じてから流すのもおすすめです。
フタがカバーとなるため、床や壁に飛び跳ねる水を大幅に抑制できます。
トイレットペーパーを使うのはもったいないと感じた方は、流す前にフタを閉める癖を付けておきましょう。
しかし、跳ねた水はトイレのフタに付着します。
汚れの原因となるため、こまめに掃除しましょう。