一晩放置すればOK？トイレつまりが自然に直るケース・直らないケース
トイレがつまった場合、ほとんどの方は業者に修理を依頼すると思います。
ところが、トイレのつまりはずっと続く時もあれば、一晩放置で直ってしまう時もあるのです。
もし急ぎでなければ、一晩様子を見てみるのもよいでしょう。
ただし、一晩放置してトイレのつまりが直るとは限りません。
直らなかった時や、すぐ対処が必要な方は、速やかに業者への相談をおすすめします。
トイレつまりを一晩放置して直るケースがある？
トイレがつまった時、一晩放置して直ってしまうことがあります。
ほとんどの方は慌てて業者に相談しますが、一時的な現象で終わるパターンも多いのです。
つまりの原因が以下に該当する場合、数十分〜数時間で直る可能性もあります。
トイレットペーパーがつまっている
一時的なトイレのつまりを引き起こしやすいのがトイレットペーパーです。
トイレットペーパーは水にすぐ溶けるイメージがあると思いますが、実際は製品によって異なります。
中には溶けにくい製品もあり、便器の奥や排水管でつまりを引き起こす原因になるのです。
特にトイレットペーパーを大量に流した場合、溶けきれなかったものがつまるリスクもあります。
ただ、一時的な現象ですので、ある程度溶けると自然につまりが解消されます。
水に溶けるティッシュなどがつまっている
水に溶けるティッシュなども注意が必要です。
トイレットペーパーと同じく、水に溶けるまで時間がかかるため、一時的につまってしまうことがあります。
近年は「水に流せる◯◯」という製品が多数売られていますが、過信してはいけません。
つまりを引き起こす原因になるため、一度にたくさん流さないよう注意が必要です。
便がつまっている
トイレットペーパーに加え、便がつまりを引き起こすケースも少なくありません。
便も状態によっては溶けにくいため、一時的なトイレのつまりを引き起こします。
便が原因であれば、一晩も経たないうちにつまりが直ります。
ただし、トイレ内に悪臭が充満しないように気を付けましょう。
トイレつまりを一晩放置しても直らないケース
トイレットペーパーや便が原因であれば、トイレのつまりは一時的な現象として終わります。
一方、放置しても直らないケースもあるため、変化がない時は早めに業者へ相談しましょう。
水分を吸収する製品を流した
トイレのつまりを引き起こす原因はさまざまですが、水分を吸収する製品を流した時は注意が必要です。
例えば、紙おむつやパッドなどは水分をしっかり吸収し、元の数倍に膨れ上がります。
このような製品をトイレに流すと、水分で膨れ上がって排水管を塞いでしまいます。
水の流れをせき止めてしまうため、すぐに業者を呼びましょう。
紙おむつやパッドなど水分を吸収する製品は、トイレに流さないことが大切です。
ゴミとして適切に処分しましょう。
固形物がつまりの原因なら業者へ相談
スマホやメガネなどの固形物もトイレのつまりを引き起こします。
このような固形物は配管を塞ぎやすく、完全に水をせき止めてしまう場合もあります。
固形物の大きさによっては、一晩放置している間に流れていくこともあるでしょう。
しかし、固形物によるトイレのつまりが自然解消されるケースはまれです。
つまった時点で業者に相談することをおすすめします。
トイレがつまった時は早めに業者に相談を
トイレのつまりは一晩で直る場合もありますが、まずは業者に話をしてみましょう。
また、一時的な現象であったとしても、つまりが解消されるまでトイレを使用できません。
しばらくトイレが使えないのは困るという方も、一度業者に相談してみましょう。
業者を選ぶポイント
しかし、安易に業者を選ぶと、法外な料金を請求されるリスクがあります。
近年は、水回りに関する業者とのトラブルが相次いでいるため、慎重な業者選びが求められます。
最低でも以下の点をチェックし、不安がある方は相見積もりを検討しましょう。
・基本料金と相場の違い
・運営年数・施工実績
・保証やアフターフォローの有無
・利用者の評判
・水道局指定工事店か
料金はもちろん、運営年数や施工実績も確認が必要です。
万が一のためにも、保証やアフターフォローの内容もチェックしておきましょう。
利用者の評判も大切ですが、鵜呑みにしてはいけません。
あくまでも参考材料の一つとして、他の要素も含めて判断しましょう。
水道局指定工事店の有無も確認をおすすめします。
100%安全とは限りませんが、未指定業者よりも信頼性が高く、安心して相談できます。
