トイレレバーの交換に必要な費用目安は？折れた・空回りする時の対策も
トイレのレバーは何度も使用していると、空回りしたり、壊れたりする場合があります。
最悪折れるケースもありますが、もしレバーに不具合が生じた時は部品の交換が必要です。
トイレのレバーは自分でも交換できますが、正しい手順を踏まなくてはいけません。
別の箇所・部品が壊れる危険もあるため、業者へ相談してみるのもおすすめです。
トイレレバーの交換が必要になるサイン
トイレのレバーは頑丈に作られていますが、折れたり、不具合があったりする時は交換が必要です。
なお、レバー本体ではなく、他の部品を交換すれば治る場合もあります。
いずれにせよ、以下のサインが出たら交換を検討しましょう。
レバーが引っかかる・戻らない
トイレのレバーを回した時に引っかかったり、戻らなかったりする現象が出たら、交換や修理がおすすめです。
レバー本体や、接続されている部品に不具合が起きている場合があります。
レバーに引っかかりがあると、無理やり回した際に壊れてしまう可能性も否定できません。
また、レバーが戻らないと水が流れっぱなしになるため、水道代の高騰を招きます。
便器から水が溢れてしまうリスクもあるため、このような現象が出たら速やかに交換・修理しましょう。
レバーが空回りしてしまう
レバーの空回りも交換のサインです。
必須とは限りませんが、レバーを回しても水が流れてこない時は、タンクを開け、内部の状態をチェックしてみましょう。
もしトイレのレバーからチェーンが外れている場合、チェーンを繋ぎ直すか、交換することで空回りが直ります。
それでも直らないのであれば、レバー本体に異常や破損があると考えられます。
新しいものに交換してみましょう。
レバー自体が折れてしまった
レバーそのものが折れてしまった時も交換が必要です。
不便になってしまいますので、すぐにでも交換・修理しましょう。
急ぎであれば業者へ相談し、交換してもらうことをおすすめします。
ただ、トイレのレバーが折れても水を流すことは可能です。
タンクを開けてチェーンを操作し、フロートバルブを開けば水を流せます。
しかし、毎回フロートバルブを操作しなくてはいけません。
手間がかかりますので、1日でも早くレバーを交換しましょう。
トイレレバーの交換にかかる費用の目安
トイレのレバーの交換を業者に依頼した場合、部品代と作業工賃が必要になります。
交換費用の目安は1〜2万円ほどで、レバーや他の部品の状態によって変動します。
例えば、チェーンやパッキンの交換のみであれば、1万円以下で済むことも珍しくありません。
一方でレバー本体が壊れているなら、交換費用も含めて2万円ほどは覚悟しておきましょう。
業者によって交換費用が変わる
また、業者によって費用が変わる点も注意が必要です。
同じ作業でも、2万円以下で済む業者もあれば、2万円以上請求する業者もあります。
なるべく安い業者に依頼したくなると思いますが、料金のみで業者を選んではいけません。
口頭で安く見積もり、後から高額な費用を請求する悪徳業者も存在します。
不安がある方は、数社に具体的な見積もりを依頼してみましょう。
トイレレバーの交換は自分でもできる？
トイレのレバー交換を業者へ依頼した場合、費用がかさむことは避けられません。
しかし、トイレのレバーは自分でも交換が可能です。
費用を抑えたい方は、レバーの交換に挑戦してみるのもよいでしょう。
トイレのレバーを自分で交換する流れ
トイレのレバーを自分で交換する主な手順は次のとおりです。
1.交換用のレバーやモンキーレンチ・スパナ、ドライバーを揃える
2.止水栓を閉めてタンク内の水を抜く
3.タンクのフタを開け、チェーンを外してナットを緩める
4.破損したトイレのレバーを取り外す
5.逆の手順でレバーを取り付け、止水栓を開く
まず交換用のレバーや工具を揃え、トイレの止水栓をしっかり閉めます。
止水栓が開いたままだと水が流れっぱなしになるため、必ず閉めておきましょう。
次にタンクのフタを開け、レバーに繋がれているチェーンなどを取り外します。
そして破損したレバーを取り外し、逆の手順で取り付けましょう。
最後にレバーの状態を確認し、問題がなければ止水栓を開いて作業完了です。
自分で交換した場合は工具と部品代で済むため、費用を節約できる可能性があります。
反対に自分で交換するのが難しそうなら、業者へ相談しましょう。
費用はかさみますが、自分で交換するよりも確実かつ安心です。
