トイレのトラブルが発生した場合
トイレのトラブルが発生!どうすれば?
毎日つかうトイレ。
水の流れが悪かったり、水漏れが起きたりなど、使用頻度が高いからこそトラブルも身近な存在にあります。
もしトラブルが起きた際、つまりを疑うときは水の流れ方を、水漏れの場合は水漏れ箇所をよく観察してみましょう。
トイレのトラブルで多いつまりは、水の流れ方によって原因やつまり箇所を絞ることができる事があります。
業者へ依頼する際にも現状の参考になりますので、しっかりとチェックしてみてくださいね。
1. 水の流れが悪い
まず水洗レバーを引いたあと、水が徐々に引いていく場合です。
一度水が溜まって水位が上がり、徐々に引いて水位が下がるパターンは、水が流れていますので症状としては軽度の可能性と考えられます。
2.水が逆流する
次に水が逆流する・ゴボッと音が出るパターンです。
先程よりも症状は重い状況です。
ただし、ゴボッと音が出ている場合というのは、まだ何とかなるかもしれません。
3.水が完全に流れない
最後は完全に水が流れない・溢れるくらい便器に溜まる・溢れているパターンです。
かなり症状は重く、一度に大量のトイレットペーパーを流してしまったり、水に溶けない固形物を流した際に起こりえます。
このように、トイレの水の引き方で原因が複数絞ることができたりします。
しかし、水の引き方だけで原因を完全に特定できるわけではありません。
また、水が溢れ続ける場合は、止水栓を締めて業者へすぐに相談し、むやみやたらに何度も水を流さないようにしてください。
水漏れが起きている場合は、排水管・給水管パイプ、タンクと便器の間のパッキン、トイレタンクの水位が水位線より上か下かのチェック、オーバーフロー管が破損していないか、便器本体にヒビなどが入っていないかを確認してください。
内容によってはセルフでの修理が可能です。
トイレのトラブルによっては自分で対処できる?
トイレのトラブルは自分で直すことができるの?と考える方も多いですよね。
答えを先に言うとすれば、原因やトラブル箇所次第ではセルフケアが可能です。
◆トイレのつまりの対処法
まずつまりの場合ですが、トイレの構造上、目で見てわかる水溜まりから排水路→排水管への道がS字になっているため、この曲がっている場所がつまりが起きやすい場所(名称:せき)です。
この部分でつまりが起きている場合は、ラバーカップ、真空式パイプクリーナー、ワイヤーブラシ、尿石除去剤などを使用することで解消が見込めます。
特に市販の尿石除去剤は、排水路に尿石が溜まるこびりつくことで、排水路が狭まって起きるつまりにも効果があります。
つまりでも、原因が分からない場合や、排水管奥でつまっている時、固形物などを落とした際はセルフでやろうとするとさらに悪化することもあるので、業者へ依頼しましょう。
◆トイレの水漏れの対処法
水漏れは、排水管・給水管パイプ、またはタンクと便器の間のゴムパッキンの劣化の場合は交換をすることで解消ができます。
トイレタンク内だと、ゴムフロートやオーバーフロー管の劣化や破損も交換をすればよいですが、手順や道具が必要になってきます。
フランジパテの劣化による床の水漏れも、セルフでは難しいので業者へ依頼するのがオススメです。
基本的に水漏れは部品の緩み、劣化、破損によって起こります。
緩んでいる場合は締め直しを、劣化・破損の場合は交換ですが、難しい個所もありますのでいたずらに触らず、業者へ依頼することも大切です。
交換する部品はどこで手に入るのか?
トイレトラブルに見舞われ、部品の劣化や破損が原因だった場合。
実は業者へ依頼するほどのことではなかった…ということもあります。
事前にチェックをして、自分で出来るところであれば、部品を購入して交換をしていきたいですよね。
まず部品は、ホームセンターやインターネットでの購入が可能です。
しかし、注意しなければいけないことが、トイレのメーカーやタイプ、部品の規格です。
一言でトイレといっても、例えばトイレタンクでも密結タンク・平付タンク・隅付タンクと種類があります。
それに合わせて、ボールタップ本体や部品もサイズや構造が違ったりしますので、事前に確認をするようにしてください。
そのほかの、パッキンなどの細かい部品もサイズがあったり、ナットなどの部品であっても規格があります。
間違ったものを使用すると修理が不可能なだけでなく、さらにトラブルを悪化させることもありますので、実際に買いに行くときは部品の種類・サイズなどをチェックするようにしてください。
レバーハンドルや手洗い管がガタガタしたり、緩んでいるときなどは、締めなおすことで直ることが多いです。
破損などが起きている場合は交換が必要になりますが、落ち着いて現状確認をしてから対処をしてみてくださいね。