トイレのつまりが発生した場合の対処法

トイレのつまりが発生したら、水の流れ具合を見ましょう

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水の流れが悪かったり、なにか異変を感じたときトイレのつまりを考えるかと思います。
もし、つまりを疑ったり、水の流れに異変を感じた際は、水の流れ方をよく観察してみてください。

トイレのつまりは、水の流れ方によって原因やつまり箇所を絞ることができる場合があります。
業者へ依頼する際にも、現状の参考になりますのでしっかりとチェックしてみてくださいね。

◆水位が徐々に下がる場合

まず水洗レバーを引いたあと、水が徐々に引いていく場合です。
一度水が溜まって水位が上がり、徐々に引いて水位が下がるパターンは、水が流れていますので症状としては軽度の可能性と考えられます。

◆水が逆流する場合

次に水が逆流する・ゴボッと音が出るパターンです。
先程よりも症状は重い状況です。
ただし、ゴボッと音が出ている場合というのは、まだ何とかなるかもしれません。

◆水が流れない場合

最後は完全に水が流れない・溢れるくらい便器に溜まる・溢れているパターンです。
かなり症状は重く、一度に大量のトイレットペーパーを流してしまったり、水に溶けない固形物を流した際に起こりえます。

このように、トイレの水の引き方で原因が複数絞ることができたりします。
しかし、水の引き方だけで原因を完全に特定できるわけではありません。
また、水が溢れ続ける場合は、止水栓を締めて業者へすぐに相談し、むやみやたらに何度も水を流さないようにしてください。

トイレのつまりは、自分で対処できるのか？

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トイレのつまりは自分で直すことができるの？と考える方も多いですよね。
答えを先に言うとすれば、原因やつまり箇所ではセルフケアが可能です。

まず、トイレの構造をお話しすると、目で見てわかる水溜まりから排水路→排水管への道がＳ字になっているため、水の量と勢いがなければ流れにくい状態になっています。
そのため、この曲がっている場所がつまりやすい場所といえます。
名称でいえば「せき」という部分です。
この「せきは」水溜まりから近い部分なので、ラバーカップ、真空式パイプクリーナー、ワイヤーブラシ、尿石除去剤などを使用することで解消が見込めます。

◆ラバーカップを使ったつまり修理

ラバーカップ（すっぽん）を使った方法は、すっぽんの内部を真空状態にすることが大切です。
強く押しすぎると便器が割れてしまいますので、ゆっくりと正確に行いましょう。
真空式パイプクリーナーは、ラバーカップよりも吸引力を高めたものと思えば想像がしやすいかと思います。

◆ワイヤーブラシを使ったつまり修理

ワイヤーブラシは、直接つまり原因を取り除く方法です。
少々難易度が高い方法なので、不慣れな方はラバーカップのほうが良いです。

◆尿石除去剤を使ったつまり修理

次に、市販の尿石除去剤は排水路に尿石が溜まるこびりつくことで、排水路が狭まって起きるつまりに効果があります。

つまり原因が分からない場合や、排水管奥につまりが起きているパターン、固形物などを落とした際はセルフケアは悪化してしまうので、業者へ依頼しましょう。

自分で修理できない、わからない場合は業者に依頼

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自分でつまりを解消するために、ラバーカップ、真空式パイプクリーナー、ワイヤーブラシ、尿石除去剤など使ってみたけれど、解消がされなかった場合。
つまっている場所が排水路の「せき」ではないときや、排水管のつまりである場合。
おもちゃや掃除道具、カイロなど水に溶けない固形物を落としてしまったとき…は、自分で作業をしたり、続けたりしないようにしてください。

排水管を傷つけてしまったり、便器を割ってしまう可能性が出てきます。
ですので、原因不明、つまり箇所が奥、固形物を落とした場合は、素直に業者へ依頼するようにしましょう。

その他にも、トイレつまりを起こしていないのにも関わらず水の流れが悪い場合は、トイレタンクや周辺設備のトラブルが考えられます。
どうにかしたい…と自分で色々といじってしまうと、さらに症状が悪化するパターンがあります。
また、便器が割れているにも関わらず使い続けていると、つまり以外の症状も出てしまいますので、便器が割れてしまった場合は早めに修理をお願いしましょう。

このようなトラブル以外にも、タンクに水が溜まらないというトラブルは、水道管の破裂していることがありますので、業者へ早目の依頼を心がけてくださいね。