普段何気なく利用しているトイレの便座ですが、突然割れてしまうこともあります。
便座が割れた場合、破損した部分が鋭利になっていることも多く、そのまま使い続けると怪我をする危険が潜んでいます。
もし割れた時は、応急処置を施して速やかに業者へ相談し、新品へ交換してもらいましょう。
便座は主に樹脂でできており、些細なきっかけで割れてしまうことがあります。
また、便座は少しずつ劣化が進み、耐久性が落ちてしまう点にも注意が必要です。
まず挙げられる原因は衝撃です。
便座に物をぶつけたり、上げ下げする際に便器に強く当てたりすると、ヒビが入ってしまう場合があります。
樹脂は衝撃に強い素材ですが、必ずしも耐えるわけではありません。
棚から落ちたものが便座に当たり、その衝撃で割れてしまうこともあります。
2つめの原因は重さや圧力です。
便座に体重や強い圧力をかけると、重さに耐えきれず割れてしまう場合があります。
日頃から体重や圧力をかけすぎないよう注意しておきましょう。
3つめの原因は経年劣化です。
便座に使われている樹脂は、年月とともに少しずつ劣化が進んでいきます。
劣化すると耐久性が低下し、わずかな衝撃・圧力で割れてしまうこともあります。
便座の耐用年数は10年が目安です。
利用頻度にもよりますが、10年が経ったら交換を検討しましょう。
もし便座が割れた場合、新品への交換以外の対処方法はありません。
しかし、応急処置はできますので、交換するまで一時的な措置を講じておきましょう。
便座が割れた時は、割れた部分をテープでグルグルに巻いておきましょう。
テープで巻いておけば、破片が飛散するリスクを抑えられるほか、ヒビ割れが拡大する心配もなくなります。
便座は肌に触れますので、布製のテープを巻いておきましょう。
また、割れた部分が肌に触れて怪我しないように、何重にも巻きつけることが大切です。
もしウォシュレットや暖房便座が割れた場合、コンセントを抜いておきましょう。
割れた際の衝撃で不具合が起こったり、壊れたりしている可能性があります。
火災のリスクもありますので、コンセントを抜いた状態で業者を手配しましょう。
便座の応急処置が終わったら、水回りの業者に便座の交換を依頼しましょう。
割れた状態の便座を使い続けるのは非常に危険です。
プロへ相談し、速やかに新品へ交換してもらいましょう。
自分で便座を交換したい方も多いと思いますが、個人で交換することも可能です。
自分で交換した場合は便座の購入費のみで済むため、出費は抑えられます。
ただし、便座は取り付けが難しいモデルもあります。
また、リモコンが付いている便座は専門的な知識が求められます。
不安がある方は、業者に交換を任せてしまいましょう。
業者に便座の交換を依頼した場合、およそ1〜2万円の作業代がかかります。
新品の便座の購入費も発生しますので、数万円かかると考えておきましょう。
便座は種類によって価格が異なります。
シンプルな普通便座は、5千円前後で購入できますが、暖房便座は数千円〜数万円と価格に幅があります。
ウォシュレットも同様で、安価なモデルは数万円代、高価なモデルは10万円以上で販売されています。
便座の交換費用の総額は、購入する便座の種類に大きく左右されます。
最初に取り付けたい便座の種類を決め、予算を決めるとよいでしょう。
トイレの便座交換を依頼する際は、業者を慎重に選ぶ必要があります。
以下のポイントをしっかりチェックしておきましょう。
・取り扱っている便座の種類・価格
・作業代と追加費用の有無
・トイレ修理・交換などの対応実績
・利用者からの評判
この中でも重要なのが費用面です。
便座の種類と価格を聞くと同時に、取り付け・交換費用と追加費用の有無を確認しておきましょう。
複数の業者に相談してみるのもおすすめです。
相見積もりを取れば、業者ごとの便座の交換費用を比較できます。
うまくいけば割引してもらえますので、ぜひ相見積もりを検討しましょう。
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