トイレのボールタップは、タンクの水量を調整する役割を担っている部品です。
基本的に消耗品であり、劣化が進んでいる場合は交換する必要があります。
なお、ボールタップは自分でも交換できますが、作業に自信がない方は業者に依頼するのがおすすめです。
ただし、業者へ依頼すると費用がかかります。
高額請求されないように、あらかじめ相場をしっかり把握しておきましょう。
トイレのボールタップは、以下のタイミングで交換が必要です。
自分で対応するか、難しければ業者へ相談してみましょう。
もしトイレの水が止まらなくなった時は、ボールタップの交換が必要です。
ボールタップに不具合や破損があり、水が止まらなくなっている可能性があります。
ボールタップはトイレのレバーに繋がっており、レバーに連動して動いています。
しかし、動きに異常が生じると水位が調整できず、水が流れっぱなしになる場合があります。
上記と同様に、タンクの中でチョロチョロと音がしている場合も注意が必要です。
ボールタップの動作に不具合が起こり、タンク内で水が流れ続けている可能性があります。
水が無駄になってしまいますので、ボールタップを早めに交換しましょう。
レバーを操作してもトイレの水の流れが悪い時や、水が流れない時もボールタップ交換のタイミングです。
ボールタップが故障してレバーの動きに連動せず、水の流れを阻害している可能性があります。
また、ボールタップの高さに異常が生じて、タンク内に水が貯まらない状態になっていることも考えられます。
一度タンク内の状態をチェックしてみましょう。
ボールタップは徐々に劣化が進みますが、寿命はおよそ5〜10年と言われています。
もし前回の交換から5年以上経過している場合、新品に交換したほうがよいでしょう。
古いボールタップを使い続けると、上記で挙げた不具合や誤作動に繋がるおそれがあります。
もちろん10年以上使える場合も多いですが、トラブルが発生するリスクが高まります。
できるだけトラブルが起こる前に交換しましょう。
トイレのボールタップは自分でも交換できますが、作業に慣れない方は業者へ任せるのがおすすめです。
業者にボールタップの交換を依頼した場合、費用は8千円〜1万円ほどかかります。
中には5千円前後で対応している業者もあります。
ただ、大半の業者は5千円以上の費用がかかりますので、1万円程度が上限と考えておきましょう。
しかし、中にはボールタップの交換で1万円以上請求する業者もあります。
トイレの種類によって変わるほか、出張料など作業費以外の費用が発生するためです。
なお、特別な理由もなく高額な費用を請求したり、追加費用を求めたりする悪質業者もあります。
こうした業者に騙されないよう、作業を依頼する前に詳しい見積もりを取っておきましょう。
可能なら複数の業者に見積もりを依頼し、比較・検討することをおすすめします。
トイレのボールタップ交換を業者へ依頼する場合、慎重に業者を選びましょう。
先に述べたように、高額費用を請求する悪質業者もゼロではありません。
トイレの修理を巡るトラブルは年々増えていますので、他人事ではないと考えておきましょう。
業者にボールタップ交換を依頼する際は、以下の点を確認して業者の良し悪しを判断しましょう。
・水道局指定の有無
・施工実績と運営年数
・作業料金と見積もりの内訳
・追加費用の有無
・利用者の評判
・スタッフ対応
必ず確認しておきたいのは、見積もりの内訳と追加費用の有無です。
もし見積内容がおかしいと感じたら、業者に聞いてみましょう。
また、追加費用についての説明が曖昧な業者は悪質な可能性があります。
依頼を断り、別の業者に相談しましょう。
利用者の評判とスタッフ対応も確認が必要です。
評判が悪い業者や、対応に問題がある業者は避けましょう。
迷った時は、水道局指定工事店へ相談することをおすすめします。
自治体の水道局の指定を受けていますので、未指定業者と比べて信頼できます。
ただし、絶対に安心とは限らないため、見積もりやその他の要素もしっかり確認しましょう。
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