水漏れは見えない場所で発生することも多く、水道業者からの指摘で発覚するケースも珍しくありません。
一方、水漏れの発見が遅れると水道代が高くなるばかりか、状況が悪化して修理費用がかさむリスクもあります。
そうしたリスクを防ぐには、定期的に水道メーターをチェックし、水漏れの有無を確認するのがおすすめです。
水道メーターは、いくつかの針と数字盤で構成されています。
数字盤は、水道の使用量(立方メートル)が表示されており、水を使うことで少しずつ数字が増えていきます。
業者の水道の検針では、数字盤から先月の使用量を差し引き、水道料金を計算しています。
もし水道使用量を把握したい方は、こまめに数字盤をチェックしておきましょう。
水道メーターは、リットルを表す針と、パイロットと呼ばれる小さな部品が取り付けられています。
針は10リットルと1リットルに分かれており、水を使用するたびに目盛りが進んでいきます。
例えば1リットルの針は、水を1リットル使うと目盛りが1つ進み、10リットル使うと元の位置に戻ります。
10リットルの針も同様で、1リットルの針が1周すると目盛りが1つ進みます。
パイロットは水使用の有無を表しています。
水を使用している場合、パイロットがクルクルと回転します。
一方、全ての蛇口を閉じると水の流れが止まるため、パイロットの動きも停止します。
水漏れ箇所や状況を判断するには、専門業者による調査・点検が必要です。
一方、水道メーターから水漏れを判断する方法もあります。
あくまで水漏れの有無のみですが、気になる方は以下の流れでチェックしてみましょう。
水道メーターを確認する前に、自宅内の全ての蛇口を閉めておきましょう。
蛇口を全部閉めない限り、水漏れの有無を判断することができません。
台所やトイレ、浴室や洗濯機置き場をチェックし、閉め忘れがないか確認しましょう。
蛇口を完全に閉めたら、水道メーターの位置をチェックしましょう。
位置は建物によって異なりますので、事前に確認しておくのもおすすめです。
水道メーターの位置が分かったら、フタを開けてみましょう。
蛇口を完全に閉じている場合、水道メーターの針や数字盤が動くことはありません。
それに加え、パイロットも回転せず、静止したままの状態になっているはずです。
もし蛇口を閉じたにも関わらずパイロットが動く場合、どこかで水漏れしている可能性があります。
水漏れを確認したら、水漏れ箇所を特定してみましょう。
キッチンやトイレ、浴室など、水回りの止水栓を一つずつ閉め、その都度パイロットの動きをチェックします。
止水栓を閉じた後でパイロットが停止した場合、その場所で水漏れが起きていると考えられます。
業者に相談し、水漏れを修理してもらいましょう。
止水栓を閉じても変化がない時は、水道管から漏水している可能性があります。
業者に本格的な調査を相談してみましょう。
水道メーターのパイロットを見れば、水漏れの有無をすぐに判断できます。
しかし、水道メーターの場所が分からない方も多いと思います。
水道メーターは、一戸建てと集合住宅で場所が大きく異なります。
お住まいの種類に合わせて場所を特定しましょう。
一般的な一戸建ては、入り口や駐車場の付近に水道メーターがあります。
ほとんどの場合は道路の近くに設置されていますので、入り口や駐車場を一回りしてみましょう。
水道メーターは、金属またはプラスチックのフタが被せられています。
元栓もありますので、元栓の場所が分かる方は付近を探してみましょう。
集合住宅の場合、玄関横の大きな扉の奥に水道メーターが設置されています。
中にはガスや電気のメーターもありますので、他と間違えないように注意しましょう。
戸数が少ない物件は、1階の共用部に水道メーターを設置している場合があります。
玄関の横にメーター類が見当たらない時は、共用部を探してみましょう。
管理人や管理会社へ聞いてみるのもおすすめです。
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