水道料金がおかしい…高い時・安い時の原因と対策をご紹介
水道料金がいつもより高い（安い）…請求額を見て、おかしいと感じたことはありませんか？
もちろん使用量によって料金は変わりますが、通常よりも高い・安い場合、何らかの原因があると考えられます。
気になる方は、業者に調査を依頼するのもよいでしょう。
水道料金がおかしい時の原因
水道料金がおかしい時は、以下の3つの原因が考えられます。
原因によっては業者へ連絡し、調査を依頼しましょう。
水漏れしている
もし水道料金が跳ね上がっている場合、どこかで水漏れしている可能性があります。
水漏れは蛇口で起こりやすいトラブルですが、配管で起こることも珍しくありません。
特に配管内で水漏れした場合、水道料金を見て気が付くケースがほとんどです。
ただ、外からは水漏れが確認できないため、仕方がないかもしれません。
水道料金が急に跳ね上がった時は、水漏れを疑ってみましょう。
早めに業者へ相談することをおすすめします。
水道料金が改定された
水道の使用量に変化がない時は、水道料金が改定された可能性が考えられます。
水道料金は自治体によって異なりますが、水道局が利用実態に合わせて料金を値上げ（値下げ）することがあります。
特に近年は人口減少と設備の老朽化が進んでおり、水道料金を値上げする自治体が相次いでいます。
おかしいと感じたら、以前の請求書と料金を比較するか、水道局に問い合わせてみましょう。
普段よりも水を使いすぎた
水を使いすぎた結果、普段よりも水道料金が高額になっている可能性もあります。
水を出しっぱなしにしたり、蛇口を閉め忘れたりした時は特に注意が必要です。
また、夏場のように暑い時期は、自然と水道の使用量が増加します。
シャワーや樹木・家庭菜園の水やりなどで使用量が増えると、水道料金も高額になります。
気になる方は、水道の使用量を前年と比べてみるのもよいでしょう。
水道料金がおかしい時の対策
もし水道料金がおかしい時は、原因に合わせた対策が必要です。
業者に相談する前に、以下の対策を実施してみましょう。
水道メーターの回り方を確認する
水漏れが疑われる場合、水道メーターを確認してみるとよいでしょう。
メーターの回り方によっては、業者に本格的な調査を依頼する必要があります。
まずは建物内の蛇口を全部閉め、水を使っていない状態にしましょう。
なお、蛇口だけではなく、シャワーやウォシュレット、給湯器なども確認が必要です。
蛇口をしっかり閉じたら、水道メーターの状態をチェックします。
この時、水道メーターが回っている場合は漏水の可能性が疑われます。
水を使用していない状態では、通常なら水道メーターは動きません。
そのため、メーターの動きがおかしい時は業者に相談しましょう。
減免措置を申請する
管轄の水道局に減免措置を申請するのもおすすめです。
減免措置は、水漏れによって水道料金が高くなった際、一部を免除・減額してもらえる制度です。
水道局によって基準は異なりますが、水漏れが疑われる時は申請してみましょう。
ただし、蛇口からの水漏れなど、目に見える部分の水漏れは対象外です。
自身に過失がある場合も認められませんので、必ずしも減免されるとは限りません。
水道料金がおかしい時は業者に調査してもらうのも一手
もし水道料金がおかしいと感じたら、業者に調査を依頼してみましょう。
特に目に見えない部分で漏水している場合、プロによる本格的な調査が必要です。
そのままにしておくと、水道料金がさらに跳ね上がる可能性も否定できません。
状況が悪化するおそれもあるため、おかしいと感じた時点で業者に相談してみましょう。
業者選びのポイント
業者に調査を依頼する場合、慎重に業者を選ぶ必要があります。
少なくとも以下の点は確認しておきましょう。
● 水道局指定の有無
● 調査費用（追加費用の有無や見積内容）
● 業者の実績
● 利用者の口コミと評判
安心して調査を依頼したい方は、水道局の指定を受けた業者を選びましょう。
水道局指定工事店は、水道局の認定を受けているため、信頼性の高い業者といえます。
ただし、具体的な調査費用を提示してもらい、必ず追加費用の有無を聞いておきましょう。
業者の実績や、利用者の口コミ評判も確認が必要です。
特に実績は重要ですので、忘れずに確認をおすすめします。
