地中の水道管から水漏れ！修理・工事にかかる費用相場をご紹介

蛇口は水漏れしていないのに水道代が急に高くなった…そのような悩みを抱えてはいませんか？
もしかすると、地中にある水道管が水漏れを起こしているおそれがあります。

地中に埋まっている水道管を普段目にすることはありませんが、少しずつ劣化が進んでいきます。
また、地震などの災害によって歪んだり、亀裂が入ったりする場合もあります。

ところが、地中に埋まっているため発見が難しく、水道代が高騰してから水漏れに気付くことも珍しくないのです。
水道代が高くなった時は、見えない場所で水漏れしている可能性を疑ってみましょう。

地中の水道管から水漏れする原因

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地中の水道管が水漏れする原因は、大きく分けて2つあります。
なお、季節によっては凍結による破損・破断も考えられますが、地中の水道管が凍ることはまずありません。
ほとんどの場合、以下のいずれかが該当します。

水道管の経年劣化による破損

特に多いのは、経年劣化による水道管の破損です。
水道管は頑丈な素材で作られていますが、月日による劣化は避けられません。

水道管は数十年も経つと傷みが見られるほか、穴が開いてしまう場合もあります。
そして開いた穴から水が漏れ出し、水道代の高騰などに繋がるのです。
特に築年数が古い住宅は特に気を付けておきましょう。

劣化した水道管を放置しても、水漏れが直ることはありません。
かえって悪化しかねないので、速やかな修理・交換が求められます。

地震の影響で破損・破断するケースも

もう一つの原因は水道管の破損・破断です。
水道管は経年劣化だけではなく、地震など自然災害の影響で破損するケースもあります。
経年劣化ほど多くはありませんが、地震後に水漏れし始めた時は、業者に水道管をチェックしてもらいましょう。

また、自分で水道管を傷つけてしまい、水漏れすることもあります。
例えば、地面を掘っている時にシャベルの先が水道管に当たると、穴が空いてしまうケースなどです。
いずれにせよ、水道管が破損したらすぐに業者を呼びましょう。

こんな症状・現象が出たら調査を

水道管の地中の水漏れは目に見えづらく、発見が遅れる場合も少なくありません。
もし以下の症状・現象が起きている時は、水道管の水漏れを疑ってみましょう。

・晴れているのに地面が部分的に濡れている
・地中から水が漏れている・流れるような音がする
・水道代が突然高くなった
・地盤沈下した

晴れているのに地面が濡れているか、水の流れる音がする場合、プロに漏水調査してもらいましょう。
水道代が急に高くなった際も、心当たりがなければ水漏れが疑われます。

地中で水漏れが起きると、道路や庭が部分的に陥没・沈下することがあります。
自宅の庭などに陥没した箇所がある場合、一度掘り返してみるのもよいでしょう。

地中の水道管の水漏れの修理費用相場

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地中の水道管の水漏れを直すには、調査費用と修理費用がかかります。
それぞれ費用の相場が異なりますので、分けて覚えておきましょう。

まず水漏れの調査費用ですが、相場は1〜2万円ほどです。
無料で調査している業者はほとんどなく、最低でも1万円程度の費用がかかります。

一方、修理費用を含めた相場は4〜7万円ほどです。
水漏れ箇所の穴を塞ぐか、水道管を交換しなくてはいけないため、数万円の出費は覚悟しておきましょう。

費用は作業内容や修理する業者によって変わる

ただし、水道管の水漏れの修理費用は、作業内容と依頼する業者によって変わります。

例えば、部分的に穴を塞ぐ程度で済むなら、5万円とかからずに修理できることもあります。
一方、広範囲にわたって水漏れしている場合、10万円を超える可能性も否定はできません。
業者によって作業工賃も変わるため、相場は一つの目安に留めておきましょう。

費用が気になる方は、事前に詳しい見積もりを出してもらうことをおすすめします。
できれば相見積もりを取り、他社と金額を見比べてから業者を選びましょう。