洗面所から水漏れが発生した場合

業者に依頼するか、自分で修理できるか判断

洗面所で起きた水漏れトラブルを修理することにした場合、水道業者へ依頼するか自分で修理をするか迷ってしまうこともあるかと思います。
どういった基準で判断をすればよいのかわからない…という方もいらっしゃるかと思いますの、まず自分で修理ができるパターンについて見て行きましょう。

１．洗面所の蛇口から水漏れ

２．洗面台下からの水漏れ

3．排水パイプ・排水管からの水漏れ

修理する際の作業内容とは？

洗面所の水漏れトラブルに見舞われてしまい、自分では修理ができないと判断した場合や原因不明だった際は、水道業者へ依頼することとなります。
しかし、自分のお家で起きていて、知らないことも多い水トラブルですから、どういった作業を行うのか気になったりもしますよね。

多くが、自分で出来る修理と同じようなものです。
部品の交換、ナットの締め直しや交換、蛇口本体の交換などになります。

しかし「それなら業者へ依頼する必要はないのでは？」と思うかもしれませんが、蛇口本体が古い場合や海外製の場合は、パーツが入手しづらかったりします。
水栓の形によっては自分で交換することが大変難しい場合もあります。

次に、排水トラップや排水管などで起きるつまりは、つまり箇所が手前側であれば水圧ポンプや高圧洗浄機、薬品などを使用することで、排水路や排水管を綺麗にしていきます。
「それくらいなら自分で出来るのでは？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん、市販で売っているものよりも強力な機器と薬品を使いますし、それぞれの排水管タイプに合わせた道具を使うのも業者へ依頼するメリットでもあります。
また、思っていたより奥まったところで問題が起きていることがありますので、業者に依頼をすれば点検をしてしっかりと対応してもらえます。

すぐ業者に来てもらいたい場合は？

洗面台の水漏れトラブルに見舞われ、「修理をしてみたけど直らなかった」「修理ができない」「水漏れの原因がわからない」など、応急処置や自分での修理では解消されなかったときは、すぐにでも業者へ来てほしいですよね。
水漏れは見えない床下や壁内に影響を及ぼしていることがありますので、早めに対処することは大切です。
そして水道業者は、24時間対応しているところが多いので、まずは電話で状況説明をするようにしましょう。

ただし「すぐに来てほしい！」と思っても、水道業者選びには気を付けましょう。
例えばご自宅のポストによく入っているチラシやマグネット広告、巡回や飛び込み営業などは「○○町限定3,000円」や「無料点検」などを売りにしています。
しかし、実際に作業をしてくれますが必要のない部品交換や、新型設備への勧誘、ありえないほど高い出張費などを請求してくることがあります。

なので、まずは水道局指定工事店かどうかをチェックしましょう。
これは、各地域の水道局（市町村の公的機関）から許可を得た工事店である証拠です。
業者がその地域で給水装置工事を行う際は、担当地域の水道局の認定が必要となっています。

この基準は全国どこも同じなので、水道局指定工事店の業者を選ぶことが、まず悪徳業者を選ばないための対策です。
最近は各区市町村のホームページに水道局指定工事店が紹介されていることもありますので、チェックをしてから依頼をしてみましょう。