お風呂のお湯が突然白く濁った場合、不安になってしまう方は多いと思います。
お湯が濁る原因はさまざまですが、一時的なものであれば、無害なケースも珍しくありません。
しかし、同じ状態がずっと続くようであれば、給湯器や配管に問題が生じている可能性があります。
お風呂のお湯が濁る原因に心当たりがない場合、業者へ相談してみるのもおすすめです。
お風呂のお湯が白く濁ってしまう場合、いくつかの原因が考えられます。
原因によって対処法が変わりますので、まずは原因を特定してみましょう。
特に多く見られるのは気泡による影響です
お湯の中に小さな気泡が混ざると、白く濁ってしまうことがあります。
中でも気温差が大きい日や、冬など気温が低い時期は、水が急激に温められることで気泡が生じやすくなります。
気泡によるお湯の白濁は無害で、健康には何ら影響がありません。
しばらく経てばお湯も透明になりますので、そのまま待ってみるとよいでしょう。
追い焚きをした時にお風呂のお湯が濁る場合、給湯器が老朽化している可能性があります。
給湯器の耐用年数は10〜15年程度で、長く使い続けるとさまざまな不具合が起こります。
特にお湯を温める機能に不具合が起きると、気泡が発生してお湯が白く濁ることがあります。
給湯器は老朽化するとお湯が出なくなったり、不完全燃焼を起こしたりします。
もしお湯の白濁が長期間続くなら、業者に給湯器を点検してもらいましょう。
配管の老朽化もお風呂のお湯を濁らせる原因の一つです。
配管も徐々に老朽化が進み、内部に鉄や亜鉛が溶け出したり、汚れが蓄積したりします。
そして亜鉛や汚れがお湯に混ざり、白く濁らせてしまう場合があります。
特に浮遊物が浮いている時は、配管に問題があると考えられます。
放置せず、できるだけ早めに業者へ相談しましょう。
給湯器や配管に異常が見られない場合、水質そのものに問題が発生している可能性が疑われます。
めったにありませんが、隣家や近隣でも同様の症状が起きている時は、水質汚染を疑ってみましょう。
管轄の水道局へ連絡し、調査してもらうことをおすすめします。
もしお風呂のお湯が白く濁る場合、早めの対処が必要です。
対処方法はいくつかありますので、ぜひ試してみましょう。
お湯が白く濁っている時は、少しの間様子を見てみることをおすすめします。
特に気泡が原因の場合、少しずつ気泡が消えていき、数分〜10分程度で透明に戻ります。
気泡の量によっては、バスタブからシュワシュワと音がする時もあります。
冬などの寒い季節は水温が低いため、お湯の中に気泡が混ざりやすくなります。
そのまま少しだけ待ってみましょう。
白い浮遊物が見られる時は、風呂釜洗浄剤を試してみましょう。
配管内に汚れが蓄積している可能性があるため、取り除く必要があります。
風呂釜洗浄剤は、給湯器の種類によって使い方が異なります。
洗剤を流し入れたら、バスタブの穴より数センチ上まで水を張りましょう。
水を張ったら追い焚きを作動させ、そのまましばらく待ちます。
そして時間が経ったら排水し、再度水を張って追い焚き(すすぎ)をします。
風呂釜洗浄剤は、定期的に使うことが大切です。
お湯の白濁がなくなった後も、こまめに利用しましょう。
風呂釜洗浄剤を使っても変化がない時は、給湯器や配管の異常が疑われます。
ただ、自分では対処が難しいため、プロに点検・調査を任せる必要があります。
給湯器の場合は、メーカーや水回りの業者へ相談しましょう。
配管は水回りの業者で対応していますが、水道局に相談してみるのもおすすめです。
お湯が濁る原因に見当がつかない時も、業者へ相談してみましょう。
業者が配管や給湯器など原因を細かく調査し、適切な対応を行います。
ただし、業者に依頼した場合は調査費用が生じる可能性もあります。
費用については、相談した際にしっかりと聞いておきましょう。
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