井戸ポンプが水漏れする原因は？修理費用の相場もご紹介

井戸水が汲み上げられない、以前より水の出が悪い…このような症状が出ている場合、ポンプが水漏れしているのかもしれません。
井戸のポンプは劣化が進むほか、気候によっては配管が破損することもあります。
部品や本体の劣化が進んだ結果、水漏れを引き起こすケースは少なくありません。

ポンプが水漏れした時は、業者に修理を依頼する必要があります。
放置すると状況が悪化しますので、なるべく早めに対処しましょう。

井戸ポンプの水漏れによくある原因

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井戸のポンプは、さまざまな原因で水漏れが起こります。
特に多いのは以下の2つで、いずれも早急な修理が求められます。

ポンプ本体の劣化や故障

まず考えられる原因は、ポンプ本体の劣化あるいは故障です。
井戸のポンプは消耗部品がいくつか使われており、月日とともに劣化が進みます。

また、井戸のポンプの寿命は10年前後です。
適切にメンテナンスをすれば20年以上使える場合もあります。
しかし、ほとんどのケースは十数年で故障し、使い方次第では7〜8年で壊れてしまいます。

古くなったポンプは不具合も起こりやすく、水漏れなどのトラブルを引き起こします。
もし設置から10年以上経過している場合、交換も検討したほうがよいでしょう。

配管の破損

もう一つがポンプの配管の破損です。
井戸のポンプに繋がれている配管が何らかの原因で破損すると、水漏れが起こる場合があります。

配管が破損する原因で多いのは凍結です。
気温が氷点下を下回った場合、配管内の水が凍りつき、体積が膨張して亀裂が入ることがあります。
亀裂から水が漏れ出しますので、井戸水が汲み上がらない・水の出が悪いなどのトラブルが起こります。

もし配管に亀裂がある時は、防水テープで穴を塞ぐと応急処置が可能です。
ただし、一時的な処理でしかないため、修理が必須といえます。

また、物をぶつけたり、地震の揺れでずれたりなど、衝撃で配管が破損する場合もあります。
破損した配管は交換が必要ですので、発見次第業者へ連絡しましょう。

井戸ポンプが水漏れした時の修理方法

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井戸のポンプが水漏れした場合、早めの修理が必要です。
ただ、メーカーや業者に頼らず、自分で修理したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
自分で井戸のポンプを修理すれば、修理費用を節約できる可能性があります。

DIYでの修理は難しい

しかし、井戸のポンプ修理はDIYがほぼ不可能です。
自分で修理・交換できるように見えるかもしれませんが、専門知識と技術が求められます。
修理・交換した経験があるならまだしも、未経験の方にとってはハードルの高い作業となります。

自分での修理に挑戦した結果、水漏れが余計悪化する可能性も否定できません。
結果的にメーカー・業者へ修理を依頼する羽目になり、費用が高額になってしまうおそれもあります。

まずはメーカーか業者に相談を

井戸のポンプの修理が必要な時は、ポンプのメーカーや水回りの業者に相談してみましょう。
修理費用はかかりますが、DIYよりもプロにポンプの修理・交換を依頼するほうが確実です。

井戸のポンプは構造が複雑で、正しい手順で交換・修理する必要があります。
修理・交換の難易度を考えた場合、業者などに任せることが賢明といえます。

井戸ポンプの水漏れの修理費用相場

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井戸ポンプの水漏れ修理を業者に依頼した場合、部品交換であれば5千円前後で対応してもらえます。
業者によりますが、本体を交換する時ほどの費用はかかりません。

一方、劣化・故障によってポンプの交換が必要な場合、費用は高くなります。
井戸の深さやポンプの種類によりますが、修理費用の相場は10〜15万円前後です。

部品交換の時と比べ、ポンプの交換は費用がかさみます。
本体の費用に交換作業の費用、古いポンプの処分費用がかかるためです。
いずれにせよ、ポンプが水漏れした時は交換も前提に予算を立てる必要があります。