シャワーホースの中はカビだらけ?!内側の汚れの落とし方を紹介
浴室はカビが生えやすい場所の一つですが、そのほとんどは床や壁です。
しかし、シャワーホースの中にもカビが生えることをご存知でしょうか。
長年同じシャワーホースを使用していると、内側に汚れが溜まり、カビが生える場合があります。
気になる方は、一度シャワーホースの中を掃除してみるとよいでしょう。
古い場合は交換するのもよいですが、面倒なら業者に相談をおすすめします。
シャワーホース内の掃除方法
もしシャワーホースの中の汚れが気になる方は、内側を掃除してみましょう。
少々手間はかかりますが、汚れをきれいに落とすことも難しくありません。
つけ置き洗いがお手軽
シャワーホースの中を掃除する場合、つけ置き洗いが簡単です。
以下の手順でシャワーホースを取り外し、掃除してみましょう。
1. スパナやモンキーレンチを用意する
2. シャワーホースの付け根にある2箇所のナットを緩める
3. シャワーホースを取り外す
4. バケツに水を張り、中に洗剤を溶かす
5. 洗剤を溶かしたバケツにシャワーホースを入れ、しばらく置く
6. 取り出し、内部をしっかりすすぎ洗いする
7. シャワーホースの表面をスポンジでこすり、汚れを取る
8. 取り外した時と逆の手順で取り付ける
シャワーホースの中はスポンジが届かないため、つけ置き洗いが適切です。
なお、使用する洗剤は重曹とクエン酸（またはお酢）か、塩素系漂白剤がよいでしょう。
ただし、塩素系漂白剤は非常に強力で、シャワーホースの素材を傷めるおそれがあります。
パッケージを確認し、シャワーホースの素材に使用できるかどうか判断しましょう。
シャワーホースはなぜカビが生えるのか？
シャワーホースの中にカビが生える理由は、水分と湿度が関わっています。
カビは湿度が高く水気のある場所を好みますが、シャワーホース内はカビにとって最高の環境です。
特に古いシャワーホースは、内部に黒カビがびっしり繁殖している可能性もあります。
一度取り外し、中を確認してみるとよいでしょう。
自分でのホース交換もおすすめ
シャワーホースをつけ置き洗いすれば、カビや汚れもしっかり落とせます。
しかし、古いシャワーホースは劣化も進んでいますので、思い切って交換してみてはいかがでしょうか。
交換は手間に感じると思いますが、掃除する場合と同じです。
シャワーホースの交換方法
シャワーホースを自分で交換する場合、次の手順で行いましょう。
基本的な方法は掃除の場合と変わりません。
1. シャワーのメーカー・型番を調べる
2. メーカー・型番に適合したシャワーホースを購入する
3. 工具でシャワーのナットを緩め、シャワーホースを取り外す
4. 新しいシャワーホースを取り付け、ナットをしっかり締める
必ずシャワーのメーカーと型番を調べ、適合したシャワーホースを購入しましょう。
その後はシャワーホースを取り外し、新しいものへ交換すれば完了です。
シャワーホースのカビを予防する方法
新しいシャワーホースへ交換したら、カビが生えないよう予防に努めましょう。
以下を心がければ、シャワーホースのカビの繁殖を抑制できます。
●浴室をこまめに換気する
●定期的にシャワーホースの汚れを掃除する
●シャワーホースの水分はしっかり拭き取る
●シャワーホースが床につかないようにする
換気をして湿度を下げるのはもちろん、定期的な掃除と水分の拭き取りも意識しましょう。
また、シャワーホースの床に接した部分はカビが生えやすくなります。
シャワーフックに引っ掛け、床に接しないよう注意しましょう。
面倒くさいと感じたら業者に相談を
もしシャワーホースの交換が面倒に感じた方は、業者へ相談してみましょう。
シャワーヘッドの取り外しから交換まで、一連の作業を全て丸投げできます。
手間を省けますので、自分では面倒・難しいと思った方は業者に任せてしまいましょう。
シャワーホースの交換費用の目安
業者にシャワーホースの交換を依頼した場合、およそ1万円〜1万5千円ほどの費用がかかります。
自分で交換するとシャワーホース代と工具代で済みますが、業者は作業代を支払う必要があります。
ただし、上記の交換費用はあくまでも目安です。
業者によって費用は変わりますので、必ず見積もりを取りましょう。
少しでも安くしたい方は相見積もりを取り、費用の比較をおすすめします。
