お風呂の床下から水漏れ発生！原因と対処法をご紹介
お風呂の水漏れは意外に多く、場合によっては速やかな対処が求められます。
水漏れする原因は色々とあるものの、床下に原因がある時は注意しましょう。
お風呂の床下で水漏れするケースは少ない反面、気付きにくいのが問題です。
状況次第では、速やかな対処が求められるため、すぐ業者に相談しましょう。
お風呂の床下から水漏れする原因
お風呂の床下が水漏れしている場合、主に3つの原因が考えられます。
原因次第では、大規模な修理・交換が必要ですので、注意しておきましょう。
床下にある配管が破損している
まず考えられる原因は、床下にある配管の破損です。
排水管に亀裂が入ったり、何らかの原因で歪んだりした結果、水が漏れ出している可能性があります。
もし排水管から漏れ出している場合、浴室で水の使用を控えると、水漏れが一時的に収まります。
一方、給水管が破損してしまった時は、水道の元栓を閉めない限り水漏れが続いてしまいます。
いずれにせよ、配管に水漏れの原因がある場合は該当箇所の修理や交換が必要です。
配管を直さない限り、水漏れは完全に直らないため、業者への相談をおすすめします。
コーキングが劣化した
浴室がタイル張りの住宅は、コーキングの劣化も床下の水漏れに繋がります。
コーキングは少しずつ劣化が進むため、築年数が古い住宅ほど注意が必要です。
浴室のタイルは、隙間をシリコンなどのコーキング材で埋めています。
コーキングは密度が高く、隙間をしっかりと埋められる反面、劣化は避けられません。
そのため、時間とともに劣化が進み、隙間が生じてしまうのです。
隙間から水が浸入すると、床下で水漏れを引き起こす場合があります。
浴室がタイル張りの方は、床の隙間などから水が漏れ出していないか、一度確認してみましょう。
浴槽のヒビ割れ・破損
浴槽のヒビ割れや、破損も床下での水漏れを引き起こします。
浴槽の破損は意外と気付きにくく、突然ひび割れてしまう場合もあります。
コーキングに劣化が見られない場合、配管か浴槽の破損を疑ってみましょう。
もし浴槽のヒビが軽微であれば、自分で補修できる可能性もあります。
塗料や補修材が市販されていますので、試してみるのもよいでしょう。
ただ、数ヶ月〜1年で再補修が必要なケースも多いため、確実に修理するなら業者への相談がおすすめです。
お風呂の床下から水漏れした時の対策
お風呂の床下で水漏れが起きた場合、自分でできる対策はほとんどありません。
しかし、放置すると悪化しかねないため、速やかな対処が求められます。
水漏れが発生した場所を確認する
可能であれば、最初に水漏れが発生した箇所をチェックしておきましょう。
水漏れの発生箇所によっては、自分で補修や応急処置ができることもあります。
例えばコーキングの劣化なら、コーキング材を打ち直してみるのもよいでしょう。
反対に配管が水漏れ箇所の場合、自分で床下に潜り、修理・交換をするのは困難です。
少しでも早く業者へ相談し、修理・交換費用について聞いておきましょう。
水道の元栓を閉めるのも手
給水管から水漏れしている時は、水道の元栓を閉めるのがおすすめです。
住まい全体の水の供給が止まってしまいますが、水漏れの悪化を防止できます。
どこで水漏れしているのか分からない・原因が特定できないという方も、いったん水道の元栓を閉めておきましょう。
業者に修理の相談や見積もりを依頼する
自分での修理・補修が難しい時は、業者に修理・交換を相談し、見積もりを取りましょう。
トラブル防止のためにも、見積もりを取る業者は1社に絞らず、複数社に依頼することが大切です。
水漏れなどの修理費用は業者によって異なります。
特に悪質業者は注意が必要で、修理後に法外な追加費用を請求されるトラブルもあります。
1社に絞り込むと、その業者が悪質かどうか判断できないため、数社を比較して選びましょう。
お風呂の水漏れは早めに業者に相談を
お風呂の床下が水漏れした時は、1日でも早く業者に相談しましょう。
自分で取れる対処法は限られるうえ、水漏れが再度発生するおそれがあります。
また、放置すると水漏れが悪化し、浸水箇所が広がる事態も懸念されます。
水漏れを発見したら、すぐに業者へ相談することをおすすめします。
