お風呂場だけお湯が出ない!?よくある原因と簡単な対処法をご紹介
突然お風呂のお湯が出なくなって、焦った経験はありませんか?
お風呂場のお湯が出ないトラブルは意外に多いものの、生活に大きな支障が出てしまうのがネックです。
お湯が出なくなる原因はさまざまで、状態によって異なります。
いずれにせよ、お湯が出ない場合は状態をチェックし、速やかに修理業者へ相談することが大切です。
お風呂場だけお湯が出ない時によくある原因
お風呂場のお湯のみが出ない場合、以下のいずれかの原因が考えられます。
後述しますが、一つずつ原因をチェックしてみましょう。
ガスが遮断されている
まず考えられる原因がガスの遮断です。
特にガスの給湯器の場合、本体までガスが来ているかチェックしてみましょう。
何らかの原因でガスが遮断され、給湯器でお湯が作れなくなっている場合があります。
もしガス給湯器をお使いで、地震などの揺れが起こった後にお湯が出なくなった時は、ガスを疑ってみましょう
給湯器の配管の破損
給湯器の配管が破損し、お湯が途中で漏れ出してしまい、蛇口まで届かなくなっている可能性もあります。
特に寒い季節の場合、配管が凍結して膨張し、隙間やヒビ割れが生じることは珍しくありません。
蛇口からお湯が全然出てこない時は、配管の異常も疑ってみましょう。
給湯器でエラーや異常が発生している
給湯器本体にエラーや異常が生じていることも考えられます。
意外かもしれませんが、何らかの不具合でエラーが発生すると、お湯が作れなくなることもあるのです。
例えば燃焼不良が起きて給湯器がエラーと判断した場合、異常が解消されるまでお湯の共有がストップする可能性があります。
給湯器本体のエラーなどは非常にやっかいで、自力での問題解決が難しいことも珍しくありません。
もしエラーが起こったら、メーカーの窓口や給湯器の修理業者へ相談してみましょう。
給湯器本体が故障している
給湯器本体の故障も考えられます。
一般的な給湯器は10年〜15年程度で交換が必要で、それ以上使い続けていると、故障も起こりやすくなります。
製品によっては15年以上問題なく稼働し続けますが、もし購入から10年以上経っている場合、交換の時期が来ていると考えてもよいでしょう。
なお、本体の交換ではなく、修理で問題が解決することもあります。
どちらにせよ、業者へ状態をチェックしてもらうべきでしょう。
蛇口の異常や破損
給湯器に異常がなく、他の場所ではお湯が出る時は、蛇口で異常が起こっているか、破損している可能性があります。
例えば洗面所では問題なくお湯が使える、お風呂場の蛇口のみ水しか出ないという場合です。
このようなケースは、給湯器本体に問題はないため、蛇口の修理や部品交換が必要になります。
修理業者に相談し、蛇口の状態を確認してもらいましょう。
お風呂場のお湯が出ない時の対処法
お風呂場からお湯が出なくなると、湯船に浸かったり、温かいシャワーを浴びたりできません。
まずは原因を突き止め、1日でも早く対処することが求められます。
ただし、自分でできることは限られるため、業者への修理を前提に行動するとよいでしょう。
給湯器の止水栓や水道の元栓をチェックする
お湯が出ない時は、給湯器と水道の状態を確認することが大切です。
給湯器に付いている止水栓や、水道の元栓が閉まっていないかチェックしてみましょう。
特にお湯が一滴も出なくなった時は、真っ先に確認をおすすめします。
パネルで給湯器にエラーがないか確認する
止水栓・元栓とも異常がない時は、給湯器のパネルをチェックしましょう。
エラー表示は出ていませんか?
もしエラーが表示されている時は、マニュアル・説明書の手順に従って解消することが求められます。
自分での対処が難しい場合、前述のとおりメーカーや業者に連絡しましょう。
ガスメーターを確認する
給湯器の確認などが終わったら、ガスメーターのチェックもおすすめします。
ランプが点滅している場合、ガス漏れや流量のオーバーなどが発生し、ガスが遮断されている可能性があります。
特にお風呂以外のお湯も出なくなった時は、先にメーターを確認してもよいでしょう。
なお、ガスの遮断が原因であれば、しばらく経てば元に戻ることもあります。
反対に改善が見られない場合、ガス会社へ連絡しましょう。
それでもお湯が出ない時は業者に相談を
給湯器のエラーやガスが原因であれば、自分でもある程度は対処が可能です。
それでも全然お湯が出ないような時は、速やかに業者への相談をおすすめします。
特に給湯器本体の不具合や故障の場合、放っておいても状況が改善される見込みはありません。
修理が交換が必要になるため、業者に対処してもらうことが重要です。
修理費用が気になる方は、数社から見積もりを取るか、事前に聞いてみましょう。