トイレにティッシュが詰まった！今すぐできる溶かし方をご紹介
トイレットペーパーがなかった時、ティッシュで代用するケースもあると思います。
そのままティッシュをトイレに流す方も多いと思いますが、トイレをつまらせないよう注意が必要です。
ティッシュはトイレをつまらせる原因の一つで、突然つまりを引き起こす場合もあります。
もしトイレがつまった時はティッシュを溶かし、解消されないなら業者へ相談しましょう。
トイレにティッシュを流すとつまりの原因に！
トイレのつまりの原因はさまざまですが、ティッシュもその一つです。
トイレットペーパー感覚で使用すると、排水管がつまって水が流れなくなるおそれがあります。
ティッシュを数枚流す程度であれば、トイレがつまる心配はほとんどありません。
しかし、一度に何十枚も流したり、普段から流したりしている場合、つまりを引き起こす可能性が高まります。
ティッシュとトイレットペーパーは別物
ティッシュは水に溶けると考えている方も多いと思いますが、トイレットペーパーとは別物です。
トイレットペーパーは水で溶けやすい一方、ティッシュはなかなか溶けません。
市販されている一般的なティッシュを水に浸けると、少しずつバラバラに分かれていきます。
ところが、ティッシュは製造段階で繊維をしっかり結合しているため、ほぐれにくい性質があります。
水で濡れたトイレットペーパーはすぐバラバラになりますが、ティッシュは時間がかかります。
そのため、ティッシュをトイレに流すのはNGと考えておきましょう。
つまったティッシュを溶かす方法
もしティッシュがつまってしまった場合、しばらく待つ手段もあります。
ただ、時間がかかりますし、改善されるとは限らないため、以下の手段で溶かしてみましょう。
50度前後のお湯を流す
ティッシュがつまった時、まず試してみたいのがお湯です。
50度程度のお湯を用意し、便器の中にゆっくりと注ぎ入れてみましょう。
ティッシュは、水よりもお湯に溶けやすい特徴があります。
お湯を注ぐと、つまったティッシュも溶けやすくなるため、一度試してみましょう。
ポットの熱いお湯や、沸騰した熱湯を便器へ注いではいけません。
便器が破損する危険が非常に高いため、お湯の温度に注意しましょう。
パイプクリーナーを使用する
ティッシュがつまった場合はパイプクリーナーもおすすめです。
パイプクリーナーの中には、トイレットペーパーを溶かす働きを持つものがあります。
効果は薄れますが、お湯でも無理だった場合は試してみましょう。
パイプクリーナーはスーパーやホームセンター、ドラッグストアで購入できます。
普段の汚れ落としにも使えるため、ストックしておくとよいでしょう。
重曹とお酢（クエン酸）でティッシュを溶かす
自宅にパイプクリーナーがない、買いに行く時間がない…そのような時は、重曹とお酢をおすすめします。
重曹は掃除用と食用（タンサン）の2種類ありますが、どちらを使用しても問題ありません。
お酢も種類を問いませんが、掃除用のクエン酸と水でも代用できます。
重曹とお酢でつまりを解消する方は、以下の手順に沿って行いましょう。
1.50度前後のお湯を用意する
2.重曹1に対してお酢2を便器の中へ投入する
3.シュワシュワと反応が起き始めたらお湯をゆっくり注ぎ入れる
4.1時間ほどそのままの状態にする
5.バケツや洗面器で水を流す
重曹とお酢の反応でティッシュが溶けやすくなります。
ただし、重曹やお酢を入れすぎて便器からあふれないように注意が必要です。
ラバーカップで押し流す
重曹やお酢も効果がなかった場合、ラバーカップを試してみるとよいでしょう。
ラバーカップは、先端にお椀のようなゴム部品が付いたグッズで、トイレなどのつまり解消に用いられています。
価格も安く、ホームセンターや100円ショップで購入できます。
ラバーカップは、水圧で異物を押し流すためのグッズです。
便器の排水口よりサイズが小さいと、隙間から空気が入り、異物を押し流せなくなります。
購入する際は、必ず便器の排水口サイズに合ったものを選びましょう。
詰まったティッシュが溶けない時は業者に相談を
上記の方法を試してもティッシュが溶けない場合、業者へ相談してみてはいかがでしょうか。
修理代金はかかりますが、状況を確認してスピーディにつまりを解消してくれます。
費用が気になる方は、複数の業者へ相談し、概算見積りを出してもらいましょう。
ただし、極端に安い業者は追加で法外な費用を請求されるリスクがあります。
他社よりもひときわ安い業者を見つけた時は、候補から外すことをおすすめします。
