水はけが悪い!ディスポーザーのつまりを自分で修理する方法
キッチンにあるディスポーザーは、生ゴミを簡単に処理できるのが魅力です。
しかし、水はけが悪いと詰まってしまったり、故障したりする可能性があります。
もしディスポーザーの水はけが悪い時は、修理を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、自分で修理することも不可能ではありませんが、難しいなら業者への相談をおすすめします。
ディスポーザーの水はけが悪いのはつまりが原因?
キッチンのディスポーザーの水はけが悪い場合、原因はつまりと本体のいずれかにあります。
ただ、原因によって対処法が異なりますので、まずは特定することから始めましょう。
特に多いのは排水管のつまり
ディスポーザーの水はけが悪い場合、排水管がつまっている可能性が考えられます。
排水管がつまる原因は、水垢などの汚れや油の固着、生ゴミ以外が引っかかっているなどさまざまです。
いずれにせよ、排水管がつまるとディスポーザーの水はけが悪くなります。
そのままにすると使えなくなる可能性があるため、早めの対処をおすすめします。
本体に不具合が起こっている可能性も
一方、ディスポーザー本体の不具合や故障が原因になっている可能性もあります。
ディスポーザーの耐用年数は7〜8年と言われており、それ以上使用すると不具合や故障頻度が増加します。
そのため、古い製品は不具合が起こり、つまりを引き起こしているとも考えられます。
古いディスポーザーをお使いの方は、交換も検討したほうがよいでしょう。
ただ、交換が適切とは限らないため、修理も含めて業者に相談をおすすめします。
投入できないものを把握して詰まりを予防
ディスポーザーは、投入できるものと投入できないものがあります。
もし投入できないものを入れた場合、本体が故障したり、つまりを引き起こしたりするので注意しましょう。
以下に該当するものは、いかなる理由でもディスポーザーに投入してはいけません。
● 大きな貝殻
● 肉や魚の大きな骨
● 梅干しなど固い種
● たけのこの皮など繊維質の野菜
● 油や脂っこい食べ物
● 生ゴミ以外のもの
大きな貝殻や骨など、固いものはディスポーザーで処理できず、本体を破損させる危険があります。
刃が欠ける可能性もあるため、可燃ごみとして処分しましょう。
また、脂分が多い食べ物や、生ゴミ以外のものも投入してはいけません。
排水管のつまりを引き起こすので、これらも適切に処分することが重要です。
ディスポーザーつまりを自分で修理する方法
ディスポーザーのつまりは、自分で修理することも不可能ではありません。
修理を始める前には、必ずディスポーザーの電源をオフにしておきましょう。
電源をオフにしたらトングを使い、目に見える範囲のゴミを取り除きます。
なお、ディスポーザーの刃は鋭利なので、手で直接ゴミを取り除くと怪我をする危険があります。
ラバーカップを使用する
キッチンのディスポーザーがつまった時は、ラバーカップを試してみましょう。
ラバーカップは、ホームセンターや100円ショップで購入できます。
圧力差でゴミや汚れを押し流せるため、一度使用してみることをおすすめします。
ラバーカップを購入する際は、排水口のサイズに合ったものを選びましょう。
排水口より小さいと隙間ができてしまい、排水管のつまりを解消できません。
液体パイプクリーナーを使う
液体のパイプクリーナーを使用してみるのもおすすめです。
ラバーカップとは違い、排水口へ溶剤を流し入れるだけで済みます。
手間もかかりませんので、面倒な時は試してみるとよいでしょう。
ただし、パイプクリーナーでは処理できないつまりもあるほか、ディスポーザーや排水管を傷める可能性もあります。
もし解消されない時はラバーカップを試すか、業者に修理を依頼しましょう。
ディスポーザーつまりの修理料金相場は?
業者にディスポーザーのつまり修理を依頼した場合、費用は1〜2万円ほどかかります。
一方、ディスポーザー本体の交換が必要な時は、10万円前後の費用がかかるので注意しましょう。
なお、持ち家や分譲マンションは全額自己負担ですが、賃貸物件はオーナーや管理会社が負担してくれる可能性もあります。
修理費用を抑えたい場合、複数の業者から見積もりを取りましょう。
業者によって修理費用は異なるので、少しでも節約したい方は相見積もりをおすすめします。