シンク下の排水管を交換したい！キッチンの排水管交換の費用相場まとめ
シンク下の排水管は、点検する機会が少ないため、放ったらかしにしている方がほとんどでしょう。
しかし、シンク下の排水管はトラブルが起こりやすく、突如水漏れすることも珍しくありません。
床が濡れてから水漏れに気が付く方も多いと思います。
シンク下の排水管でトラブルが起きた場合、交換を検討する必要があります。
状況が悪化する前に業者へ相談し、新しいものに交換してもらいましょう。
シンク下の排水管の種類
シンク下の排水管は、主に3種類に分けられます。
交換費用に影響する場合もありますので、業者に相談する際は排水管の種類を伝えておくとよいでしょう。
塩ビのジャバラホース
特に多く見られるのが塩ビのジャバラホースです。
ジャバラホースの排水管はとても柔らかく、交換自体も決して難しくありません。
しかし耐久性は高いといえず、経年劣化しやすいことに注意が必要です。
傷みが見られるものは、トラブルが起こる前に交換しましょう。
塩ビの排水管
シンク下の排水管は、塩ビ製のものも多く見られます。
同じ塩ビでもジャバラホースとは違って材質は固く、耐久性はしっかりしています。
ただし、経年劣化する点は同じで、やがて排水管の破損やズレを招く場合があります。
金属の排水管
キッチンによっては、金属の排水管が使用されています。
金属の排水管は頑丈で、衝撃にも強いのが特徴です。
多少の衝撃であれば、破損したりズレたりすることはありません。
一方、金属の排水管は腐食するため、塩ビよりも劣化が進んでしまう場合があります。
腐食が進むと内部に汚れが蓄積しやすくなり、悪臭の温床にもなります。
シンク下の排水管交換が必要になるケース
以下のいずれかに該当した場合、シンク下の排水管を交換しましょう。
放置すると状態が悪化し、余計な修理費用が発生する可能性もあります。
排水管が破損している
排水管にズレやひび割れなどの破損が見られる時は、早めの交換をおすすめします。
隙間から水が漏れ出してしまい、床を腐食させてしまうリスクがあります。
また、排水トラップより下の部分が破損した場合、隙間から悪臭が漏れ出してしまいます。
コバエが寄ってきて衛生面も悪化するため、速やかに業者を呼びましょう。
水漏れなどのトラブルが増えた
水漏れや排水管のズレなど、トラブルが増加した時も交換の目安です。
パッキンを変えたり、その都度ズレを直したりする手段もありますが、結局は手間が増えてしまうだけです。
費用はかかるものの、排水管を交換したほうがよいでしょう。
経年劣化による傷みが見られる
排水管に経年劣化による傷みがある時も交換が必要です。
そのまま使い続けた場合、やがて水漏れなどのトラブルが増加する可能性もあります。
一度も交換したことがない方は多いと思いますが、数十年も経てば排水管は相当に劣化します。
トラブルが起こる前に、新品へ交換してはいかがでしょうか。
シンク下の排水管交換の費用相場
シンク下の排水管交換を業者に依頼した場合、交換費用がかかります。
費用の相場は、作業代や部品代を含めて1万円〜1万5千円ほどですが、業者によって違いがあります。
出張料が生じるケースもあるので、交換を相談する際に見積もりを出してもらいましょう。
シンク下の排水管は、自分で交換する手段もあります。
自分で交換すれば、費用は部品代のみで済むため、出費は抑えられるでしょう。
しかし、自分での交換は慣れが必要で、トラブルが起こるリスクも高めです。
水漏れが起こる可能性があるため、排水管の交換は極力業者に任せましょう。
水回りの業者を選ぶポイント
水回りの業者の中には、法外な費用を請求する悪質業者もあります。
業者を選ぶ際は、以下の点をしっかり確認しておきましょう。
● 運営年数と実績
● 見積内容の正確性
● 担当者の対応や説明
● 水道局指定の有無
● 可能なら利用者の評判
業者の運営年数や実績はもちろん、見積内容も確認が必要です。
担当者の対応と見積の説明もしっかりチェックし、少しでも変だと思ったら断りましょう。
水道局指定工事店であれば、未指定業者より信頼性が担保されています。
利用者の評判は任意ですが、できればチェックしておくとよいでしょう。
ただし、評判を鵜呑みにせず、判断材料の一つに留めることが重要です。
