蛇口をひねると水が飛散る!今すぐできる水ハネ防止対策をご紹介
蛇口をひねった瞬間、水がハネたり、飛び散ったりして困ってはいませんか?
水が飛び散る原因はさまざまですが、壁や床に飛び散ると、シミやカビの発生につながるおそれもあります。
蛇口の水が飛び散ってしまう現象は放置せず、早めに対策したほうがよいでしょう。
ただし、対策しても改善されない場合は蛇口の交換が必要です。
蛇口をひねると水が飛び散る原因
水が飛び散る時は、主に水の流量か泡沫キャップ・吐水口に原因があります。
蛇口本体が問題を抱えているケースもありますが、まずは水量や泡沫キャップ・吐水口の状態の確認が必要です。
水の流量が多い
まず考えられる原因は、水の流量が多くなっていることです。
最近水道の元栓や、蛇口の止水栓を操作したことはないでしょうか。
該当する方は、元栓などの開閉が原因で水ハネが起きている可能性があります。
水量が多い場合、蛇口を少し開けただけで大量の水が流れ出します。
そして水ハネが起こり、壁や床にまで飛び散ってしまうこともあります。
栓を操作した後から水が飛び散るようになった方は、水量を再調整しましょう。
泡沫キャップ・吐水口に汚れが詰まっている
水道の元栓や止水栓に触れていない場合、泡沫キャップ・吐水口に汚れが詰まっている可能性があります。
泡沫キャップなどは常に水にさらされており、経年劣化でサビや水垢が発生することは珍しくありません。
こうした汚れは穴を詰まらせるため、水圧が高まって水ハネを起こす場合もあります。
普段から蛇口の本体を掃除している方は多いと思いますが、泡沫キャップ・吐水口まで掃除する方は少ないかもしれません。
ただ、サビや水垢は徐々に蓄積しますので、意識的に掃除することをおすすめします。
泡沫キャップ・吐水口の破損が原因になることも
水が飛び散る時は、泡沫キャップや吐水口が破損しているケースも考えられます。
泡沫キャップなどが破損・変形して穴が塞がれると、水が正しく流れなかったり、水圧が高まったりします。
破損・変形することはめったにありませんが、一度確認してみましょう。
蛇口の水ハネ防止対策
もし蛇口の水ハネを何とかしたい方は、防止するための対処を行いましょう。
以下3つは、水ハネ防止に効果的な対処方法です。
水が飛び散る現象にお悩みの方は、一度試してみましょう。
止水栓で水量を調整する
蛇口の水ハネでお悩みなら、まず止水栓を開閉して水量を調整しましょう。
水量を少なくすることで、水が飛び散らなくなるケースも少なくありません。
止水栓は蛇口の横か、給水管の近くにあります。
通常はマイナスネジの形状をしており、締め込むことで水量が減少します。
住まいの構造や蛇口の取り付け方によって異なりますが、給水管付近の止水栓を探してみましょう。
泡沫キャップ・吐水口を掃除する
止水栓を調整しても変わらない時は、泡沫キャップや吐水口の掃除をおすすめします。
サビや水垢が穴に詰まり、水の流れを阻害していると考えられます。
特に全然掃除をしたことがない方は、改善される可能性があります。
ブラシやタワシを使い、サビや水垢を取り除いてみましょう。
泡沫キャップの交換もおすすめ
泡沫キャップを交換することで改善される場合もあります。
特に古い蛇口や、一度も交換したことがない時は、泡沫キャップを取り替えてみるとよいでしょう。
水の流れがスムーズに戻り、水ハネが改善されることも考えられます。
治らない時は蛇口交換が必要な場合も
止水栓を調整したり、泡沫キャップや吐水口の掃除・交換後も変化がなかった時は、蛇口の交換も検討をおすすめします。
吐水口が劣化している可能性はもちろん、蛇口の内部に何らかの異常が発生している可能性があります。
水道業者に点検してもらい、必要なら蛇口の交換対応をしてもらいましょう。
蛇口の交換費用に注意!
ただし、業者に依頼する際は交換費用に注意が必要です。
蛇口の交換には1万〜5万円ほど費用がかかりますが、水栓の種類や業者によって実際の費用は変わります。
そのため、最初に具体的な見積もりと明細を提示してもらいましょう。
可能なら複数の業者に見積もりを取り、費用を比較することが大切です。
相見積もりを取れば適正価格が分かり、高額な費用を請求されるトラブルを予防できます。
面倒かもしれませんが、しっかり見積もりを取って業者を選びましょう。