自分でやった方がお得?水道のパッキン交換にかかる費用まとめ
水道のパッキンは消耗品で、10年〜15年に一度は交換が必要です。
そのまま使い続けると劣化が進み、水漏れの原因になる場合があります。
業者へパッキン交換を依頼すれば、すぐ対応してもらえますが、費用が気になる方も多いと思います。
確かに出費は増えてしまいますが、安く済ませたい方は、自分で交換に挑戦してみてはいかがでしょうか?
水道のパッキン交換は自分でできる?
水道のパッキンは、自分で交換することも不可能ではありません。
インターネットの通販やホームセンターでパッキンを購入すれば、自分で交換できます。
モンキーレンチなどの道具は必要ですが、ホームセンターで数百円から売られています。
もし自宅に工具が揃っているなら、購入する必要もないでしょう。
出費が数百円で済む場合も
パッキンはゴム製の部品で、200〜300円ほどで販売されています。
種類によって若干前後することはあるものの、ほとんどの場合は数百円の出費で済んでしまいます。
パッキン交換は費用が高いと考えている方も多いと思いますが、あくまで業者へ依頼した時に限ります。
自分で交換すれば出費を抑えられるため、費用が気になる方は、自分での交換を検討してはいかがでしょうか。
パッキン交換作業には慣れが必要
ただし、水道のパッキン交換作業は慣れが必要です。
水道はさまざまな部品で構成されており、おあっきんがしっかり取り付けられている場合もあります。
外すためには慣れが必要ですが、なかなか外れず苦労するケースも少なくありません。
また、水道は水漏れしないよう、ナットやボルトがきつく締められており、力も必要です。
力の入れ加減を間違えると、他の部品が破損するリスクもあるため、力任せとはいきません。
他にも、同一のパッキンを取り付けないと水漏れが悪化するなど、トラブルが起こる可能性もあります。
少しでも不安がある方は、多少費用が高くとも、業者に任せてしまうのが賢明です。
水道のパッキン交換を業者に頼む時の費用相場
水道のパッキン交換を業者に依頼した場合、5,000円〜1万円程度の費用を見込んでおきましょう。
安ければ5,000円以下で済んでしまいますが、蛇口の種類によっては1万円を超えてしまう場合もあります。
一般的な水道であれば、1万円を目安にするとよいでしょう。
費用は割高ですが、プロに任せることでさまざまなトラブルを防止できます。
自分で交換すると、水漏れが悪化したり、パッキンのサイズが合わなかったりなど、トラブルに見舞われることもあります。
業者なら、悪質なケースを除いてトラブルは起こりにくいため、安心して任せられるでしょう。
水道のパッキン交換を業者に頼む時の注意点
業者にパッキン交換を依頼すれば、水漏れ悪化などのトラブルを気にせずに済みます。
しかし、どこでも安心とは限りませんので、交換を頼む時は慎重に業者を選びましょう。
悪質業者に用心!必ず見積もりを取って
特に注意しておきたいのは、高額な料金を請求する悪質業者の存在です。
パッキン交換を相談する際は、必ず具体的な見積もりを取ってから交換を依頼しましょう。
交換費用の相場は先述したとおりですが、悪質業者は追加費用と称して数万円を請求する場合もあるのです。
他にも不必要な蛇口本体の交換や工事を勧めるなど、さまざまな手口があります。
いずれにせよ、パッキン交換の際は見積もりを取り、明細・内訳も出してもらいましょう。
少しでも変だと感じたら、なぜこの価格なのか業者へ説明を求めるのもおすすめです。
曖昧な返答しかなかったら、その業者への依頼は避けましょう。
利用者の評判も調べること
見積もりの段階では適正価格でも、後から高額な費用を請求するケースがあります。
そうしたトラブルを避けるためにも、利用者の評判もしっかり調べておきましょう。
通常の業者なら、利用者が極端に悪い評価を付けることはまずありません。
ただ、口コミ・体験談はねつ造もできるため、全部鵜呑みにしないよう注意が必要です。
悩んだら水道局指定工事店へ相談を
どの業者に相談すべきか悩んだ時は、水道局指定工事店を検討しましょう。
水道局指定工事店は、各地域の水道局の認定を受けた業者で、非指定業者と比べて信頼性があります。
適正な費用で交換してくれますので、お住まいの地域の水道局指定工事店を調べてみましょう。