ディスポーザーを設置して後悔!排水口・配管が詰まるリスクも倍増?!
生ゴミを粉砕し、下水に流すディスポーザーは、根強い人気がある設備です。
マンションなどの集合住宅では、標準装備としている物件も少なくありません。
気軽に生ゴミを処分できるため、設置を検討中の方もいるのではないでしょうか。
しかし、ディスポーザーは決して万能ではなく、設置して後悔する方もいます。
もし設置するのであれば、必要かどうか慎重に検討しましょう。
ディスポーザー設置で後悔したこと
ディスポーザーは生ゴミの量を減らせる一方、さまざまなデメリットがあります。
人によっては、設置してから後悔することがあるかもしれません。
処理できない生ゴミが多かった
ディスポーザーは生ゴミなら何でも処理できるわけではありません。
枝豆の皮や魚の骨、貝殻など、処理できない生ゴミも意外に多いのです。
そのため、処理できない生ゴミの多さに驚き、設置後に後悔するケースもあります。
ディスポーザーを設置する際は、処理できる生ゴミ・できない生ゴミをしっかり分別することが重要です。
普段何気なくゴミを捨てている方にとっては、分別の手間が増えてしまうでしょう。
故障して修理代が高額に…
高額な修理代に驚いてしまう方もいます。
ディスポーザーに一度に大量の生ゴミを投入した場合や、貝殻など刃を傷めるゴミを入れてしまった場合、本体が正常に動かなくなるおそれがあります。
もし動かなくなると修理やメンテナンスが必要で、費用が高く付くことも多いのです。
故障を防ぐためには、投入する生ゴミの種類に注意する必要があります。
電気代・水道代が高くなった！
ディスポーザーを設置後、電気代や水道代が跳ね上がって後悔する方もいます。
ディスポーザーは、電気を使用してブレードを回転させ、生ゴミを粉砕していきます。
同時に大量の水を流して処理槽へと送るため、電気代・水道代が高くなることは避けられません。
使用頻度によって異なりますが、毎月数百円から数千円の上昇は覚悟しておきましょう。
ディスポーザー設置で得られるメリット
処理できない生ゴミもあるなどの欠点を持つディスポーザーですが、設置して得られるメリットも少なくありません。
特に生ゴミを減らしたい方は、大きなメリットを実感できるでしょう。
生ゴミ特有の悪臭が軽減される
ディスポーザーを使うと生ゴミの量が減り、排水口やシンクのヌメリ・カビもほぼなくなります。
特有の悪臭も激減され、ほとんど気にならなくなるでしょう。
ヌメリやカビの発生が抑えられるため、掃除の手間も軽減されます。
いつも生ゴミの臭いや掃除で悩まされている方は、設置を検討する価値があるでしょう。
生ゴミの量やゴミ出し回数が減る
生ゴミの量が減少するため、ゴミ出しの回数も減らせます。
普段あまり料理をしない家庭では恩恵が薄いと思いますが、大人数の家庭や、毎日料理を作っている方にとっては、大きなメリットでしょう。
生ゴミが減ってゴミ出しの回数も減少すれば、家事の負担も軽減されます。
コバエなどの害虫が来なくなる
生ゴミを放置すると、コバエなどの害虫が寄ってくる可能性があります。
できれば見たくない方が多いと思いますが、ディスポーザーを設置すれば、害虫を抑制できる場合もあるのです。
完全なシャットアウトは難しいですが、見かける機会が少なくなれば、心理的な負担も減らせるでしょう。
台所も清潔に保つことができます。
こんな人には設置がおすすめ！
以上を踏まえると、下記に当てはまる方はディスポーザーの設置がおすすめです。
・生ゴミの臭いで悩んでいる
・頻繁にゴミ出ししている、生ゴミの量を減らしたい
・コバエなどが出て悩んでいる
・コストより利便性を重視したい
生ゴミ臭で悩んでいる方はもちろん、分量を減らしたい方は、特に設置を検討するべきでしょう。
処理できない生ゴミも多々ありますが、分量そのものが減るのでゴミ出しの負担が軽減されます。
コバエなどの害虫でお悩みの方も、設置を考えてみてはいかがでしょうか。
利便性を重視する方にもおすすめです。
ディスポーザーは設置後の維持費用が問題ですが、設置して得られる恩恵は大きいため、多少のコストは気にならない方は検討する価値があります。
