ドロドロをピカピカに！キッチン排水溝の油汚れをキレイにする方法
キッチンの排水溝のドロドロとしたヌメリは、悪臭を放つ大きな要因の一つです。
そのまま放置するわけにはいきませんが、掃除するのは気がひける方も少なくないでしょう。
確かに触りたくない気持ちがあると思いますが、実は掃除方法を工夫するだけで、簡単かつ手軽に除去できます。
予防も難しくはありませんので、掃除と予防をセットで試すとよいでしょう。
キッチン排水溝のドロドロの正体・原因は？
キッチンの排水溝についたドロドロは、一見すると水垢と間違えてしまうかもしれません。
しかし、その正体はヘドロで、雑菌の温床となっています。
ドロドロから悪臭が漂ってくる理由は、雑菌が繁殖しているからです。
そのため、悪臭がする時は速やかに除去する必要があります。
流した油や食べかすなどが原因
ドロドロが発生する主な原因は、流した油や食べかすなどです。
これらが徐々に蓄積し、あの見た目にも不快などろどろした塊ができあがってしまいます。
排水溝に食べ残しや、カップ麺のスープなどを流す方は多いと思います。
しかし、流した後は速やかに掃除しなければ、ドロドロしたヘドロを発生させてしまうおそれがあります。
食べかすなどは三角コーナーでしっかり捨てるか、そもそも流さないようにすることが大切です。
排水溝のドロドロをキレイに掃除する方法
見た目にも不快な排水溝のヌメリですが、除去自体は難しくありません。
以下で3つの掃除方法を解説しますが、いずれも次の道具を用意しておきましょう。
・ゴム手袋
・歯ブラシ（使い古したものでOK）
・スポンジ
ゴム手袋は、ヌメリに直接触らないようにするために必要です。
残り2つは排水溝をこするためのものですが、いずれも使い古したもので構いません。
重曹を使用する
自宅に掃除用の重曹（タンサン）を常備している家庭も多いと思いますが、ヌメリ取りにも有効です。
まず排水溝とドロドロした部分に重曹を撒き、数十分置いておきましょう。
その後は歯ブラシやスポンジでヌメリをこするように洗い落とすだけです。
なお、ヌメリが軽度であれば、こすらずに取れる場合もあります。
重曹は非常に手軽なうえ、同時に排水溝の消臭も可能です。
ヌメリが気になり始めたら、ひとまず重曹を振りかけてみましょう。
塩素系漂白剤をかける
重曹と同じく、塩素系漂白剤もドロドロしたヌメリに効果的です。
ただし、塩素特有の刺激臭があり、他の溶剤と混ざると危険ですので、取り扱いには注意しましょう。
掃除方法は簡単で、漂白剤を排水溝やヌメリに直接流しかけるのみです。
後はしばらく放置し、残っているものを歯ブラシで取り除いていきましょう。
市販の液体のパイプクリーナーを使う
ホームセンターなどで販売されている、液体のパイプクリーナーもおすすめです。
重曹よりも確実で、塩素系漂白剤ほど取り扱いに注意する必要がありません。
軽度のヌメリであれば、液体のパイプクリーナーのみでほぼ全て除去できます。
もし落ちなかった時は歯ブラシ・スポンジを使い、残った部分をこすって落としましょう。
排水溝のドロドロを予防する方法は？
排水溝のドロドロは見た目にもよくありませんし、放置すると悪臭が強くなってしまいます。
できれば発生を抑えたいところですが、予防は意外と簡単で、さまざまな方法があります。
油や食べ残しを流さない
普段から意識しておきたいのは、油や食べ残しを極力流さないことです。
ドロドロしたヌメリは、油や食べ残しなどが主な原因となっています。
そのため、油などは絶対に流さず、キッチンペーパーなどでしっかり拭き取るか、処理剤で固めて捨てましょう。
食べ残しも排水溝へ直接流してはいけません。
三角コーナーや、排水溝の水切りネットを使い、生ゴミとして処分することが大切です。
こまめに排水溝を掃除する
こまめな掃除も排水溝のドロドロを予防する有用な手段です。
キッチンの使用頻度によりますが、週に1〜2回は排水溝をチェックし、重曹や歯ブラシを使って掃除しておきましょう。
面倒な場合、塩素系漂白剤や液体のパイプクリーナーを流すのもおすすめです。
こまめに流しておけば、ヌメリを予防できるだけでなく、排水溝の消臭にもなります。
それでもヌメリが見え始めたら、歯ブラシなどで掃除しましょう。
