水圧が弱い!キッチンの蛇口がチョロチョロしか出ない原因・対策をご紹介
キッチンの蛇口をひねってもチョロチョロとしか水が出てこない…そのような現象が起きた場合、水圧が弱くなっているのかもしれません。
水道の水圧が弱いと全然水が出てこないため、生活に支障が出てしまいますし、ストレスも溜まってしまうでしょう。
水圧が弱い原因はいくつか考えられますが、原因を突き止めた上で対処し、場合によっては業者を呼ぶことも必要です。
キッチンの水道の水圧が弱い原因
水道の水圧が弱くなる原因は個々のケースにより異なりますが、主に以下で挙げる4つが考えられます。
もし水が全然出てこない時は、一つずつ確認してみましょう。
止水栓を締めすぎている
水圧が弱い時に、まず考えられる原因が止水栓です。
蛇口付近には、水量を調整する止水栓という栓が備え付けられています。
場所はキッチンの構造によって異なるものの、水圧が弱い時は栓を締めすぎている可能性があります。
水の勢いが弱いと感じたら、まず止水栓をチェックしてみましょう。
蛇口のストレーナーに汚れが詰まっている
ストレーナーに汚れが溜まっている可能性も考えられます。
蛇口によっては、ストレーナーというフィルターが取り付けられている場合があります。
このストレーナーは、時間とともに水垢などの汚れが溜まっていきますが、水の流れを阻害していることもあるのです。
最近水圧が弱くなったと感じている方は、一度取り外して中の状態を確認してみましょう。
浄水器や給湯器に問題がある
止水弁やストレーナーに問題がない場合、浄水器や給湯器が影響していることも考えられます。
例えば浄水器の設置後に水圧が弱くなった場合、設置の不具合があるかもしれません。
また、お湯を使った時のみ水圧が弱いのであれば、給湯器の不具合や故障が考えられます。
どちらの場合にせよ、おかしな点はないか確認するとともに、メーカーや修理業者に相談をしてみるとよいでしょう。
気圧の問題で水圧が弱い場合もある
高台に住んでいる方や、マンションなどの高層階に住んでいる方は、気圧が影響している可能性があります。
突然水圧が弱くなることも多いため、該当する場所に住んでいる方は、気圧を疑ってみたほうがよいでしょう。
水圧は気圧が低くなる(高所に行く)ほど弱くなるため、ポンプで組み上げているのが一般的です。
ところが、水道工事の影響やポンプの不具合、気圧の変化などによって、水の勢いが弱まってしまう場合があります。
一時的な現象で終わることも珍しくありませんが、長く続く時は水道局か、賃貸物件の管理会社に相談してみましょう。
キッチンの水道の水圧が弱い時の対処法
キッチンの水圧が弱いと、皿洗い時に洗剤がなかなか流せないなど、日常生活に大きな影響が及びます。
ストレスが溜まる方も多いと思いますが、水圧がおかしい時は以下の方法を試してみましょう。
止水栓を調整する
最初に試してもらいたいのが止水栓の調整です。
止水栓を緩めることで水量が増え、水の勢いが元に戻る可能性があります。
先に触れましたが、止水栓の位置は各家庭により異なります。
見つからない場合は業者に相談してみるとよいでしょう。
ストレーナーを掃除する
蛇口にストレーナーが付いている場合、一度掃除してみるのもおすすめです。
水垢が蓄積していることもありますので、歯ブラシなどで洗浄してみましょう。
汚れ具合によっては、ストレーナーの効果も検討する必要があります。
蛇口に合わせたものをホームセンターや通信販売で購入するか、メーカーから取り寄せましょう。
浄水器の再設置を行う
浄水器の設置後に水圧が弱くなった時は、再設置をおすすめします。
設置方法が間違っていたり、ナットなどを締めすぎて水の流れが悪くなっていたりすることも考えられます。
可能なら自分で取り付け直し、難しい時は設置を依頼した業者に相談してみましょう。
給湯器の点検を依頼する
お湯を使った時に水圧が弱くなる場合、給湯器の点検が必要になります。
ただ、自分での点検は難しいため、おかしな点がないかメーカーや取り付け業者に依頼しましょう。
自分でできない場合は業者に相談を
上記の方法でもキッチンの水圧が変化しない場合、水回りの修理業者などに相談することをおすすめします。
止水栓やストレーナーに問題がない場合、浄水器か給湯器が原因と考えられますが、他に原因がある可能性も否定できません。
いずれにせよ、自分では対処ができないと思いますので、プロに一度チェックしてもらったほうがよいでしょう。
場合によっては修理・交換費用が発生しますが、水圧が元通りになり、ストレスから開放されます。
どうしようもいかなくなった時は、お住まいの地域で対応してくれる業者を探してみましょう。