シンク下がドブ臭い…キッチンの悪臭の原因と対策方法を徹底解説
台所にあるシンクの下がちょっと臭う…そのような経験はありませんか。
ほんの少し臭うだけならまだしも、まるでドブやカビのような、強烈な悪臭が漂ってくる場合もあります。
本当に鼻が曲がるような悪臭がする時は、原因を突き止め、適切な方法で対処しなくてはいけません。
シンク下の臭いは、そのままにしても悪臭が改善されませんし、かえって悪化する危険すらあります。
まずは原因を知ったうえで、日頃からの予防に努めましょう。
シンク下が臭い原因はココにあり！
台所のシンクが臭ってくる原因は3つあります。
いずれも気づきにくく、見落としてしまいがちな原因です。
配管にゴミや油が詰まっている
まず挙げられる原因が、配管に詰まっているゴミや油かすによる影響です。
シンク下の配管はS字に曲がっていると思いますが、この曲がった部分に食べかすなどのゴミや、油かすが詰まり、悪臭を放ちます。
食べかすなどのゴミは徐々に蓄積していくため、普段はさほど臭いも強くありません。
しかし、徐々にゴミ・油が蓄積し、最終的にドブのような悪臭を発生させる原因になります。
シンク下にカビが生えている
2つ目の原因はシンク下のカビです。
特にキッチンがカビ臭い時は、一度シンクの下の状態をチェックしてみましょう。
シンクの下は通気性が非常に悪い反面、キッチンは水を多用することから、湿度が上がりやすい場所です。
このような条件が重なった結果、シンクの下にカビが繁殖し、臭いの原因を作り出す場合もあります。
健康への影響も懸念されますので、早めの対処が必要なパターンです。
配管の隙間を伝って臭いが出ることも
配管はこまめに掃除している、カビも生えていない…そのような時は、配管に隙間がないかチェックしてみましょう。
実は配管に生じたわずかな隙間から、臭いが伝って漏れ出してくるケースもあるのです。
特に築年数が経過した住宅や、賃貸物件にお住まいの方は、一度配管の隙間の確認をおすすめします。
もし臭いが生じている時は、後述の方法で対処しましょう。
シンク下が臭い時の対策方法は？
台所のシンク周辺が臭うことは多々あると思いますが、対策も決して難しくありません。
日頃から実践できる方法もありますので、下記の4つの手段で臭いをシャットアウトしましょう。
こまめに空気を循環・入れ替えさせる
シンクの下に扉が付いている場合、こまめに開けて空気を入れ替えることをおすすめします。
空気がこもると、シンクの下に臭いが溜まってしまうのはもちろん、カビが生える原因になります。
梅雨の時期や真夏のように、特に湿度が高い季節はこまめに換気しておきましょう。
配管の隙間を防水テープで埋める
配管の隙間から悪臭が漂ってくる時は、隙間を埋めるのもおすすめです。
パテを使用して埋める方法もありますが、慣れが必要ですし、賃貸物件では後々問題になる可能性があります。
そのため、ビニールテープや防水テープを巻き、隙間をなくすようにするのがよいでしょう。
カビを取り除く
もしカビが生えてしまっている場合、配管回りのカビを除去することも大切です。
カビは放置すると繁殖が進んでしまいますし、臭いも取り除けず、ずっと漂ったままになります。
そのような事態を防ぐことが重要ですので、カビ取り剤などを使用し、きれいに取り除きましょう。
シンクに脱臭剤・消臭剤を置いてみる
シンクの下に扉が付いていない時や、カビの除去が難しい時は、脱臭剤や消臭剤を置いてみることをおすすめします。
完全な除去は難しいかもしれませんが、ドブやカビのような悪臭を和らげることが可能です。
一方、設置するだけで効果を発揮するのがメリットといえます。
ホームセンターなどで買えますので、まずは置いてみるのもよいでしょう。
シンク下が臭くならないためには予防が大切！
ドブのような臭いを始め、シンクの周りの臭いを抑えるには、普段からの予防が何よりも重要です。
シンクや配管の掃除はもちろん、換気なども日頃からの予防に効果を発揮します。
毎日は難しいと思いますが、週に1〜2回は掃除や換気などを行うと良いでしょう。
それでも臭いが取れない、どうしようも行かなくなったという時は、業者へ相談してみるのもおすすめです。
費用はかかりますが、台所周りや配管を洗浄してもらえば、嫌な悪臭を取り除ける可能性があります。
