キッチンの蛇口が故障！修理を依頼する際のポイントを解説

蛇口の水道修理を依頼する前に確認を！

蛇口のつまりや水漏れ、水が出ない・止まらないといったトラブル。
セルフでの修理を試みたけれど直らなかった場合や、自分では修理ができない…というときは水道業者へ依頼することとなります。
しかし、世の中にはたくさんの水道業者がありますし、中には騙されて多額の費用を取られた…という話もありますので、水道業者へ依頼をする前に確認しておくべきことをお話ししていきます。

まず「水道業者」と聞くと、ポストに入ったチラシやマグネットを思い出す方も多いのではないでしょうか。
その他にも地域巡回や、飛び込みをしている業者がいたりしますが、それらは悪徳業者の可能性が高いです。

「○○町限定3,000円」など安さを売りにした水道業者は、実際に高圧洗浄機などで排水管を清掃してくれますが、その後「排水管が古くなって、追々つまりが発生します」「排水管の交換を急いで行ったほうがいいですよ」と不安を煽ってきます。
見積りの検討を促して帰るだけでなく、もし依頼をお願いした場合は、口頭で値段を伝え、どんどんと工事をすすめてしまいます。
最後の請求額は口頭で聞いた金額とは違う…というのは多くありますので、それらには気を付けなければなりません。

では、どのようにして見分けるのかと言えば、水道局指定工事店かどうかを確認することです。
これは、各地域の水道局（市町村の公的機関）から許可を得た工事店である証拠となっています。
業者がその地域で給水装置工事を行う際は、担当地域の水道局の認定が必要となっており、この基準は全国どこも同じです。

なので、まずは水道局指定工事店の業者を選ぶことが、悪徳業者を選ばないための対策の一つです。
「あっちのほうが安いから…」と、安さに惹かれてしまうかもしれませんが、出費がかさむだけでなく水の供給を受けられなくなることもありますので、その点は注意していきましょう。

故障の原因によって依頼業者は変わるのか？

「蛇口の水が止まらない」「水漏れがおさまらない」「つまりが解消されない」「ハンドルが取れた」「部品交換をしてほしい」「お湯が出ない」など、つまりや水漏れ、水が出ない・止まらない、温度調節ができないといった蛇口トラブルに見舞われてしまったら、早く修理をお願いしたいと思いますよね。
しかし、水道局指定工事店の水道業者と言ってもたくさんありますし、そもそもトラブルによって、依頼する業者は違ってくるのだろか…と気になってしまいますよね。

まず、水道業者は多くの水回りトラブルに対応していますので、まずは電話をして現状を伝えていきましょう。
しかし、以下の症状の場合は、水道業者の前に一度地域の水道局に相談をしてみてください。

「赤サビの水が出る」場合は、配管か蛇口内の部品がサビている可能性があります。
しかし、水を流し続けていると透明に戻るのですが、なかなか透明にならない場合は配管のサビがかなり進んでいることが考えられます。
その場合は、一度地域の水道局に連絡をしてみましょう。

「水に砂が混じっている」というパターンは、水道工事などで一時的に発生しているので、近くで工事が行われた可能性があります。
赤サビと同じくしばらく水を出していると混じらなくなりますが、改善しないばあいは配管の老朽化が考えられます。
配管を交換する必要があるので、水道局に相談してみてくださいね。

さらに、賃貸マンション・借家でのトラブルの場合は、一度管理会社や大家さんに連絡を入れてみてください。
勝手に修理をしたことでトラブルに発展してしまうことがあります。
相談をした上で、自分で業者を手配することになったら、改めて注意点を踏まえて水道業者探しをしてください。

費用の清算は、いつするのか？

さて、修理を水道業者へ依頼した際、初めてお願いする方にとっては、「費用はどのタイミングで支払うのかな」と気になる方もいらっしゃるかと思います。
さらに、もしトラブルが起きて業者へ依頼した時間が、早朝や深夜だった場合、すぐには費用の準備が難しいですよね。

大体の金額を予想していたとしても、トラブル原因と修理内容によっては、予想よりも費用がかかることもあります。
そうなってしまうと、支払いのタイミングは事前に確認をしておきたいですよね。

ここでは水道業者への【修理費用の支払い方法】についてご紹介していきます。
水道業者の中には、「NP後払い」を取り入れているところもあります。
この場合は期日内にコンビニや銀行、郵便局、LINEPayなどで支払いをすることができますので、利用しやすいと思います。

最近ではクレジットカードだけでなく、キャッシュレス対応をしているところが増えてきました。
その際は、支払い可能なクレジットカード・キャッシュレスの種類が決まっていることもありますので、事前に確認を取っておくか、多くが水道業者の公式ホームページに書かれていますので、事前にチェックしておいてください。

その他には、現金での支払いもありますし、むしろ現金のみでしか支払いができない業者もあります。
各水道業者によって対応している支払い方法が違いますので、業者へ依頼する際は事前に支払方法も確認を取っておくようにしましょう。