蛇口のつまり・水漏れ修理の費用相場まとめ

蛇口のトラブルの費用は？

蛇口のつまりや水漏れなど蛇口トラブルに見舞われてしまったとき、フィルター清掃などセルフでは解消ができないときは、早めに水道業者へ依頼しましょう。
自分でさらにやり進めてしまったことで、症状が悪化してしまった…なんてことにもなりかねません。
では、「業者への修理をお願いしよう」と思っても、やっぱり気になるのが修理費用・料金相場ですよね。

修理の費用というのは、トラブルが起きた場所や原因によっても変動することは念頭に置いてください。

そして蛇口の部品は消耗品と考えておくことも大切です。
一般的には5～10年が寿命と言われており、主に蛇口に使われている材質は金属やゴムで、長年水に触れていることで劣化や腐食が起こってしまいます。
そのため、使用回数が多い場合は劣化も早くなる傾向にあります。
そのため、状態によっては修理ではなく交換になることもあります。

蛇口は種類、設置されている場所（キッチン・風呂場・トイレ・屋外など）、設置の方法（壁付き・台付き）、水栓の種類（単水栓・混合水栓・分岐水栓）によっても費用が変わってきます。
また、交換したい新しい蛇口と、現在ついている古い蛇口が同じタイプでない場合は、交換ができないor構造を変更するための工事と費用がかかってきますのでご注意ください。

相場ですが、調整作業（パッキン交換含む）4,000円、スピンドル・スパウト等部品交換5,000円、単水栓（壁付）交換6,000円、各種混合水栓交換7,000円と言われています。
これに、出張料や見積り料などが考えられますので、依頼する際は確認が必要です。

他にかかる費用は？

蛇口のトラブルを解消するために、修理や交換を水道業者へ依頼することにした際、トラブル度合い・箇所・蛇口形態などによって費用に変動があることは大前提ですが、「費用は本当にそれだけで済むの…？」と不安になりますよね。
お金の準備など色々とありますので、その他に必要な費用があれば、事前に予測をしておきたいところ。
そこで、ここでは作業料以外に考えられる費用を確認しておきましょう。

作業料以外にかかる費用は、出張費、作業費・技術費、部品代、廃材引き取り料などが考えられます。
出張費 無料～8,000円、作業費・技術費 無料～5,000円廃材引き取り料 2,000円～10,000円といわれています。
部品に関しては、パッキンが1,000円程度、レバー部分やスパウト部分、断熱キャップは3,000円～5,000円が相場と言われています。

ただし、部品代や廃材引き取り料は、必要な場合のみになるため、必ず出るということではありません。
実際に現状を確認してから決まったりしますので、事前にハッキリと分かるものではないことは注意しておきましょう。

また出張費に関しては、高速代やガソリン代が別途かかることもあります。
「見積もりが無料だが出張費は必要」ということもあり、業者によって変わってきます。
事前に確認をしておくようにしましょう。

自分で直せるものであればどのくらい？

蛇口の水道トラブルに見舞われると、早めの修理をしなければいけませんが、ご自身で修理をしていこうと考えている方もいらっしゃるかと思います。
ですが、蛇口修理をするには必要な工具が必要です。

「家にあるので十分だと思う」と思うかもしれませんが、部品の規格によっては、お持ちの工具が使えないこともあります。
事前にチェックをして、合わなかったり、なければ揃えるようにしましょう。
以下の工具・部品費用を参考にしてみてくださいね。

・ナットを締める際に用いる工具
モンキーレンチorプライナー：4,000円～5,000円

・ハンドルの種類によっては必要な工具
精密ドライバー：150円～1,800円

・内部の細かい部品を取るのに便利な工具
ピンセット：100円～1,100円

・蛇口そのものを外す工具
水栓レンチ：1,000円～1,500円

次は部品についてです。

・シングルレバー水栓のバルブ：6,000円
・パッキン：100円程度

ザっと一覧にしてみましたが、工具や部品をすべて揃えたとしても、修理業者に依頼するよりは安く済みます。
ですが、セルフ修理は失敗リスクもありますし、トラブルがさらに悪化することも考えられます。
もしご自身で出来ないかも…と思う時は、素直に修理業者に依頼するのも、トータル的な費用を下げることになります。