蛇口のつまり対策とは？

蛇口のつまり対策ってどんな事ができるの？

「蛇口から水が出ない！」「水量が減ってきた…」といった水トラブル。
多くの原因に蛇口のつまりがあります。

水道は毎日使うからこそ、トラブルに見舞われると困ってしまいますよね。
そうならないためにも、日頃から蛇口のつまり対策をしていくことが大切です。

家の中にはいくつか蛇口があるかと思います。
一戸建てやマンションによって様々ではありますが、まずは使用頻度の多い蛇口、少ない蛇口を把握しておきましょう。

使用頻度の多い蛇口は、フィルターがつまりを起こす確率が高いです。
水道には思っている以上にゴミや錆が流れていますので、いつの間にかフィルターでつまりが起きてしまいます。
定期的にフィルター清掃を行うことが、蛇口つまり対策として効果があります。

使用頻度が低い蛇口は長い間放置するのではなく、定期的に水を出してあげるだけでもつまり対策としてオススメです。
もし行っていても詰まってしまった場合は、フィルター清掃をしてみてください。

その他にも、蛇口を力一杯に締めないようにしましょう。
蛇口周辺のパーツの劣化につながるからです。
例えば、使用頻度が少ない蛇口は、つい力一杯に締めてしまうかもしれませんが、久々に使用しようと蛇口をひねった際に破損を招く恐れがあります。

「フィルター清掃」「使用頻度の少ない蛇口は定期的に水を出す」「パーツの扱いに気を付ける」ことでトラブル防止をしていきましょう。

蛇口がつまった場合、自分で修理できるの？

蛇口のつまりに気づいたとき、原因を調べてみたら「フィルターのつまり」「蛇口の故障だった…」など色々とあります。
もし可能であれば、出来る限り自分自身でパーツ交換をしたいとも考えるかと思います。
では、蛇口修理は自分で出来るのでしょうか？
つまりの多くの原因であるフィルターつまりですが、ゴミや錆が溜まっているのを掃除して解消することも可能です。
しかし、長い間使い続けていると、水に含まれるミネラルが水垢としてフィルターに残ってしまう可能性があります。
蛇口のフィルター交換は、道具さえあれば自分での交換が可能です。

その他のパーツに関しては、まず蛇口の使用年数や型番などを確認しましょう。
10年以上経過している場合は、パーツだけでなく本体ごと取り替えるほうが確実です。
蛇口や水栓の耐用年数は、平均して10年と言われています。
10年以上になると、蛇口本体のみならず、その他ネジやボルトなどの取り付ける際の部品も、固くくっついていたりするため、蛇口の分解だけでキッチンを半分ほど解体することになることもあります。

また、型番や品番を調べてみましょう。
年数が経っていると製造が終わっていたり、蛇口を設置するための穴など、サイズ等規格の変化も多くみられます。

自分で交換を行うにしても、しっかりと確認をして作業をおこなっていきましょう。

蛇口の修理に必要な道具はどんなものか？

蛇口の水漏れを確認し、フィルターの種類やパーツの型番・品番を調べて、いざ交換しよう！と思った時。
修理に必要な工具がなかったり、部品の規格によって「家にある工具では合わなかった！」「工具がなかった」なんてことが起きては、修理ができません。
修理を始める前は、しっかりと工具の確認を行いましょう。

まず蛇口のフィルター交換で必要な道具はドライバーセット・モンキーレンチ・ウォーターポンプフライヤーなどです。
フィルターもネット購入が可能なので、無い道具と一緒に揃えてみるのも良いでしょう。

次に、蛇口を構成するパーツ交換で要する工具についてです。
蛇口やパーツ交換では、一般的なドライバーやスパナなどでは間に合わないこともしばしばあります。
「六角レンチでいいかな」と思ってトライしてみても、ネジの規格と合わなかった…ということもあります。
その他にも、普通のスパナでは挟めなかったり、ネジがつぶれていてハマらない…なんてことも起きがちなのが、蛇口・パーツ交換です。

蛇口本体やパーツを揃えるにも費用がかさんでしまうのに、専用工具を揃えるとなると、また費用がかかってしまうのが現実です。
「新型水栓を買ったからＯＫ！」と取り換えにチャレンジしたら、「工具がなかった…」「工具が合わなかった…」なんてことになる前に、しっかりと説明書などを読んで部品・工具を揃えるようにしてくださいね。